政府は6日、原発事故が起きた時に現地の拠点となる「オフサイトセンター」を強化するため、国内すべてのオフサイトセンターに放射線防護対策をほどこす方針を固めた。内閣府は2013年度政府予算に必要経費を盛り込み、財務省も大半を認める方向だ。
オフサイトセンターは原発から数キロ離れた場所に置かれ、非常時の対応の拠点になる。だが、昨年の福島第一原発事故では、オフサイトセンターが原発から5キロの場所にあったことから放射性物質に汚染され、近づくこともできなかった。
これを教訓に、内閣府は概算要求で「原子力の安全確保」のために計171億円を求めた。このうち34億円を使って放射性物質から守るための設備などを導入する計画だ。