2012年10月11日

ピーター・ドラッカーと知識労働者


知識労働とはピーター・ドラッカーの造語のようである。肉体労働に対する言葉であるので、容易にその内容は理解いただけるだろう。

しかし、である。ピーター・ドラッカーの世界は私には「狭い」と感じる。なぜならば、原点が企業や団体の中の区分けであるように思えてならないからである。経営者側と労働者側、その労働者側を二つに分けているように私は捉えてしまうのである。(もちろん、医者や弁護士も知識労働者に含まれることは知っている)

これは、自分自身を知識労働者とすることへの抵抗感からなのかもしれない。

「もしドラ」の元になった氏の著書「マネジメント」も、日本の組織に対するものとしてとらえた場合、「完成度」が低いように思える。

一つの命題を出す。ソフトバンクの孫正義社長はピーター・ドラッカーが言う知識労働者に含まれるのだろうか。ビル・ゲイツはどうか。

さて、私が目指す最終的目的地は、以下の菅直人前首相のブログ記事がはっきりと示している。


科学技術者
  Date: 2008-01-05 (Sat)
  週明けから本格的な国会活動が始まる。福田総理は内閣改造をあきらめたようだ。ガードを固くし、クリンチを繰り返す福田内閣。新聞のコラムに福田内閣を称して「霧の摩周湖内閣」とあった。何をしたいのかよく見えない政権という意味。
   今年、地球環境問題と共に、技術革新の担い手となる科学技術者をめざす子供を増やすことを考えたい。サッカー選手や野球選手をめざす子供と同様、科学者、技術者が魅力のある仕事にすること。発明が大きな利益を上げた場合に発明者にもっと還元できるようにすることも重要。企業の立場では特定の発明者だけに利益還元をするのは不平等になるという。企業単位で難しいなら技術開発で成功した個人や企業から寄付を募って発明奨励の基金をつくり、特に優れた科学技術者にスポーツ選手並みに報償金を出せる仕組みを考えられないだろうか。

才能
2010年1月 4日 22:08 :
年末年始、JAL問題の協議や公設派遣村視察などでゆっくり休む暇はなかった。今年初めての今日のマーケットは円安で日経平均も昨年の高値を更新し、順調なスタート。昨年末発表した成長戦略の具体化を急ぎたい。中でも科学技術の分野の才能を伸ばすことに力を入れたい。例えば中小企業やベンチャー企業の特許出願をもっと支援することや、優れた発明や研究をした10代20代の若者に野球やサッカーの新人選手並みの研究報奨金を出すことなどいろいろ考えてみたい。スポーツに限らず科学技術の分野でも才能ある若者は必ずいるはずだ。
<転載終了>

報奨金は知識労働の対価である。作家として最後のパレードを著した私には、対価が支払われずにいる。サンクチュアリ出版は、私に支払うべき契約上の印税をいまだに支払わずいる。ユニセフから返却された寄付金を含め、どのように会計処理したのだろうか。

いつか、調査してみたい。

さらに、である。私は知識労働という言葉から、読売新聞の仕事内容を類推した。その結果、容易に「知識暴力」という造語を生み出すことができた。

読売新聞社が最後のパレード事件を起こしたが、それは「労働」ではない、ただの「暴力」なのである。

知識暴力主義者に手を貸している読売新聞社の読者が哀れでならない。
posted by S・C・ NAKAMURA at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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