原発オフサイトセンター候補地変更必要に(2012/10/04 09:02) |
原発事故の対策拠点施設「オフサイトセンター」の設置範囲が「原発の半径5〜30キロ圏」に固まったことで、青森県内では、大間町で建設中の大間原発に対応した拠点施設の候補地変更が必要になりそうだ。県は原子力規制委員会が正式に設置範囲を決めた後、同町と協議した上で選定作業を急ぐ方針だ。 同原発の拠点施設をめぐっては風間浦、佐井両村も強い関心を示しており、綱引きが激化する可能性もある。 福島第1原発事故前に町側が候補地に選んだのは、原発から約3キロ地点の町有地。県は2011年度予算で設計費を計上し、12年度中に着工する計画だった。 しかし、原発事故では拠点施設が原発に近すぎて機能せず、国が設置場所の見直しに着手したことから、計画が宙に浮いていた。
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