当院では、妊婦さんの産前、産後の健康管理に力を入れています。
もちろん産婦人科、助産所などの定期検診は必要ですが、妊娠中の不調、特に産後の回復が良くなるよう産前の治療を重要視しています。
- 流産の予防
- 妊娠悪阻(つわり)の軽減
- つわりによる体調不良や消耗の予防
- 骨盤位(逆子)の予防、矯正
- 妊娠高血圧症候群(高血圧、尿タンパク)の予防
- 浮腫(むくみ)による体調不良の改善
- 予定日超過にならないよう
- 良いお産ができるよう手助け(微弱陣痛でなかなかお産がすすまない、陣痛はあるが体力を消耗してなかなかお産がすすまないなど)
- 産後の下腹部や骨盤のゆるみ、子宮の収縮を助ける
以上が、当院が得意とするはり・きゅう治療の効果です。
妊娠が分かった時点で、定期的な治療をすることが産後の回復を高め、子育てに余裕を持てるようになります。
■逆子(骨盤位)の治療
妊娠7か月から8か月ごろにお腹が張りやすくなって、検診で逆子が分かることはよくあります。「逆子体操をしてもなかなか治らないし、できれば自然分娩で帝王切開はしたくない。」という方は早めの治療をお勧めします。逆子が治りにくい原因として
- 手足の冷え、内臓の冷え
- お母さんがお産へ向けて緊張感がある、体の緊張が抜けない。
⇒ 子宮の緊張(子宮が硬くなり赤ちゃんが動く余裕がない、ちょっと赤ちゃんの居心地が悪い)
などです。冷えを改善し内蔵の疲労をとることで逆子は治り安産の確率も高くなります。
■予定日超過、破水した、陣痛は来たけどなかなかお産がすすまない
予定日を過ぎたのになかなか陣痛が来ない、微弱陣痛でなかなかお産がすすまない、陣痛はあるが体力を消耗してなかなかお産がすすまないという方もはり・灸の適応です。
陣痛促進剤を使わず、「私は自然なかたちで陣痛をむかえ、出産がしたい。」という方は産前からの継続的な治療が効果的です。
◎当院では、近隣の助産所などにも出向いて、助産師さんとも協力し「はり・灸治療」でお産の手助けをします。
■子育てママさんを応援します:往療治療
「はり・灸の治療を受けてお産や産後に備えたいけど、上に小さい子供がいてなかなか外出もできないし通えない。でも体調がすぐれないんだけど・・・」という方には、ご自宅までの往療もいたします。
女性スタッフも常勤していますので安心して施術を受けていただけます。
往療範囲は、瑞穂区、昭和区、熱田区、南区です。距離によって往療費(交通費)が ¥ 500 〜 ¥ 2000 程度かかります。
くわしくはお問い合わせください。
- 問い合わせ先
- ウェルネスはやし鍼灸院 TEL:052-883-4189
開院して5年経ちました。その間、たくさんの妊婦さん、産後のママ、お子さんを治療させていただきました。
感じるのは、核家族化や社会環境の変化で子育て中のママはけっこう大変だということです。ご主人の仕事が忙しく帰宅するのが遅い、「じぃじ」や「ばぁば」に子育てを手伝ってもらえる環境にないなど・・・私たちの治療で少しでも子育てママの心と体の疲れを緩和できれば、子育てに少し行き詰ってる方も必ず余裕ができると思います。
また、逆に治療に来ていただいた方やお子さんから私たちが教えていただくこと、気づかされることも多くあります。
私は妻の出産に2回立ち会いましたが(生まれる寸前までお灸とはりをしました)1人目2人目と子供が産まれてから本当の意味で夫として父として治療家として出産や子育ての大変さ素晴らしさを勉強させてもらいました。1人目の時より2人目の時の方が少し親としても成長できたかなと感じています。これからも、一人の親として治療を通じて皆さんと一緒に成長していくことが私の目標です。
院長 林 智宏