上半期倒産、20年で最少=政策効果が奏功−商工リサーチ

 東京商工リサーチが9日発表した2012年度上半期(4〜9月)の倒産件数(負債額1000万円以上)は前年同期比5.7%減の6051件にとどまった。東日本大震災からの復興需要や震災に対応した金融支援の政策効果により、05年度(6388件)を下回り、年度上半期としては過去20年で最少となった。
 負債総額も8.4%減の1兆8084億円と、年度上半期としては過去20年で最少を記録。1000億円以上の大型倒産が2件しかなく、10億円以上の倒産も186件で22年ぶりに200件を下回るなど、負債が小口化している。(2012/10/09-17:38)

時事ドットコム
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