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津波の避難用カプセルを開発 和歌山
10月11日 6時23分

津波の避難用カプセルを開発 和歌山
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津波や水害が起きた際、中に逃げ込んで身を守る避難用のカプセルを和歌山県の会社が開発し、10日、試乗会が行われました。

この避難用のカプセルは、津波や水害で自宅が流された場合などに備えて和歌山県由良町の鉄鋼メーカーが開発しました。
米俵のような形をした、高さ1メートル70センチ、幅2メートル20センチの鉄製のカプセルは、強い衝撃にも耐えられ、海に流されても浮かぶ仕組みになっています。中は断熱材で覆われ、シートベルトを備えた4つの座席があります。LEDの室内灯のほか、発見しやすいように、外には赤色灯がついています。
10日はカプセルを海に浮かべて試乗会が行われました。鉄鋼メーカーの出吉高社長は「救助活動にも使えるほか、貴重品を保管する金庫としても活用してほしい」と話していました。
メーカーは、この避難用のカプセルを1台250万円程度で販売することにしています。

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