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政治
「反野田」勢力再始動 自民も攻勢へ 首相、内憂外患
民主党は代表選を経てもなお挙党態勢を組めずにいる。離党者も止まらず、閣内では田中慶秋法相の外国人献金問題も発覚した。改造しても内閣支持率は低迷したままだ。自民党からは早期の衆院解散を迫られ、臨時国会の召集もままならない。そんな状況では首相が反転攻勢に出るのはほぼ不可能といえる。
もっとも、「反野田」勢力の勢いに陰りが見えつつあるのも確かだ。
復活会議の総会に出席したのはわずか10人。勢力は拡大するどころか縮小傾向にある。内閣不信任決議案が提出された場合の対応について、解散を恐れて同調を明言する議員はほとんどいない。党内で暴れれば暴れるほど党のイメージは崩れるジレンマもある。首相同様に「反野田」勢力にも展望は見えてこない。(村上智博)
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