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秋田県で突風 30棟余りに被害
10月5日 20時59分

秋田県で突風 30棟余りに被害
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5日午前、秋田県にかほ市で突風が発生し、住宅30棟余りで屋根の瓦が飛ぶなどの被害が出ました。竜巻のようなものを見たという目撃情報が寄せられているということで、気象台は現地に職員を派遣して調べています。

5日午前8時半ごろ、にかほ市金浦地区で突風が発生し、秋田県によりますと、住宅31棟で屋根の瓦が飛ぶなどの被害が確認されたということです。
この突風で、73歳の男性が風で倒れてきた扉のガラスで手を切る軽いけがをしました。また、近くの金浦漁港では、陸揚げされていたおよそ5トンの漁船が大きく傾いて隣の船にもたれかかる状態になり、クレーン車などを使って元に戻す作業が行われました。
警察によりますと、現場では、海のほうから陸地に向かう竜巻のようなものを見たという目撃情報が寄せられているということです。
秋田地方気象台は、現地に職員4人を派遣し聞き取り調査を行うなどして、被害状況の確認や突風が発生した原因を調べています。秋田地方気象台防災業務課の小沢茂水害対策気象官は「港からJR金浦駅までの1キロ余りの間で、幅60メートルくらいにわたって被害が確認されている。竜巻かどうか分析に努めたい」と話していました。

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