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【芸能・社会】

団十郎 念願の初翻訳劇「オセロー」 来年3月ル・テアトル銀座で公演

2012年10月10日 紙面から

 歌舞伎俳優の市川団十郎(66)が初めて挑戦する翻訳劇「オセロー」のふん装写真が9日、公開された。「以前からあこがれを抱いていた」というシェークスピアの名作。中でも「翻訳劇ならまずこの作品に」と心に決めていたという。注目の団十郎オセローは、来年3月1日から24日まで、東京・銀座のル・テアトル銀座で上演される。

 髪をそり上げた風ぼうは、まさにオセロー。都内スタジオで、前田文子さんが手掛けた衣装を身にまとった団十郎は、すぐにでも舞台に立てるほど雰囲気が出来上がっていた。

 「オセロー」は、シェークスピアの4大悲劇の一つ。貞淑で美ぼうの妻デズデモーナを深く愛していながら、腹心イアーゴーの謀略で不義の疑いを抱き、手にかけてしまう。

 これまで世界中の名優が演じ、日本では仲代達矢、平幹二朗ら人気と実力を兼ね備えた俳優が挑んできた。歌舞伎俳優でも、団十郎の叔父にあたる2代目尾上松緑、松本白鸚、松本幸四郎らが演じた。団十郎は、「嫉妬という一番始末に悪い感情が、人間を壊していく作品です。これからけいこをしながら作っていきますが、歌舞伎的な動きや要素を取り入れて、工夫しながらやっていきたい」と意欲を燃やしている。

 忠誠を誓うと見せ掛けて将軍(オセロー)を陥れるイアーゴーには、市川海老蔵(34)がふんするのも大きな話題だ。翻訳劇は、91年の「スタンド・バイ・ミー」以来、西洋風現代劇は07年「ドラクル」(長塚圭史作・演出)以来となる。

 こちらも持ち味の目力が、役に生かされそうだ。「父が張り切っている作品ですので、楽しみです」と控えめながら、やる気をにじませた。

 若く美しい妻は元宝塚雪組のトップスター朝海ひかる(40)、その侍女は水野美紀(38)が演じる。演出は、栗山民也氏(59)が手掛ける。

 

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