ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
微生物の内容
3-x「洗剤も驚く白さだね?」(没になるかも)
★せっけんができる?★★★
題名:洗剤も驚く白さだね?

題名「アルカリプロテアーゼ」
 そろそろ発酵パンか、洗剤の酵素の話を書きたいとは思うけれど、到達できるかなぁ。
 あの世界には、ふっくらパンとアルカリ性の物体は存在しているので(笑)
 好アルカリ菌は、アルカリを示す石鹸のでも働くタンパク質分解酵素「アルカリプロテアーゼ」を作る。


いろいろな草と魔物の微生物とで何か作ってみる~(笑)
手作り酵素について。
http://1fujihisa.com/tukurikata.htm



「今日は、さっそく????てみようか」

「レッツ、擬似サバイバル~」

板の上に燃えやすい枯葉などをのせる。両手で棒状の物を握り、板の上ですり合わせる。しばらくすると、白い煙が草の中から出てきた。焦げる匂いがしてきた。草が黒く縮んだかと思うと、赤い火が広まった。
????を焼く。

焦がす。灰にならない。

「なにしてんだ? こんなところで火遊びか」
「あれ、久しぶり??????今日は????を焼いて遊んでいる」
 もはや炭。
「……それは???なのか?」
「これは、失敗したやつ。うろ覚えの知識じゃ、????」
「なんで???を焼こうなんて思ったんだ?」





「なに作っているの?」
灰汁(あく)
 灰をお湯に混ぜて、一晩置くのだ。
「何に使うの?」
「単なる趣味の醗酵」
 灰をお湯に混ぜて、一晩おいたうわずみの灰汁あくを使う。
「いやね、この植物は葉の汁が空気に触れると青くなっていくって、なんとなく藍草に似ているんだ。だから、好アルカリ性の菌を見つけるのにいいかなと思って。見つけるの大変だから、醗酵させて増やせば良いじゃんと思って。灰汁つくりは簡単だし、先輩の手伝って何度かやったことがあるから……作るのなんてお手の物なんだよ」

「藍の色はそのままだと水には溶けないから、醗酵させて水溶性にするって言う、もともとは染物の方法のひとつらしいんだけれどさ、<<<<<<うまく良くかも分からないけれど、……というわけで、この草を乾燥させてくれないかな?」
 虎狛亭の近くの街壁のそばの人気の無いオキシお気に入りの木の下、土の中にカメを埋めて仕込む。


「灰汁……ちょっと作りすぎたな」
 あまっている灰汁。

「……石鹸でもつくろうかな」
 油と混ぜて、灰汁(強アルカリ)でかき混ぜながら煮る確かそんな感じだったはずだ。
「文化祭で作ったことがあるけれど、うろ覚えだな。……確か油の量に対して、10分の1くらいの灰汁、3分の1くらいの水だったかな……アルカリな灰汁の量にさえ気をつけていれば、多少油っぽくても何とかなるだろうし……配合比率は色々試してみるしかないな。いいにおいのする葉っぱとかオイルとか入れたっけ……」

 その数日後、
「あ、キセノンおかえり」
「……何をやらかした?」
 手や服を真っ青に染めて現れたオキシに<<<<<<<
「育ててたら、>>>>>>>>思った以上に青く染まってさ~」

「いやぁ、これって、なかなか落ちないものなんだね……」
 肌についたものは2日、爪にいたっては2・3週間くらい落ちないというのを聞いたことがある。
「おいらも、がんばったんだけれどね……」
「目立つ顔とかに、つかなかっただけでもよしとしなくちゃな。むしろ、いっそうのことこの服青く染めちゃうかな……正確なやり方とか分からないから、変な斑とか模様になるだろうけど、こんな中途半端よりはいいかも」
「そうだね~」

「ちょっとだけ、キセノンとおそろいだね。ところどころ青いところ~」
 キセノン「……」きゅん?というかなんと言うか?

「侮りがたし、染物の業だね……」
 色落ちしにくい染物とはよく言ったものだ。

http://www.altertrade.co.jp/03/shop/shop04.html
http://www.mindgear.org/cambrian/index.cgi?page=%CD%F5--%28IndigoBlue%29
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/95415739.html
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~ushida/aizome.htm


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。