別の設計提案用のスケッチ
※開発を行っていたAvro社の情報をまとめた著書『Avrocar: Canada’s Flying Saucer』について紹介した日本語版記事によると、初期プロトタイプのひとつは直径が約15m、予定ではジェットエンジン6基が搭載されることになっていた。各エンジンの排気は機体の中心部に向かって吹き出し、そこにある大型のローターを回す。また機体には複数のダクトが設けられており、そこから空気を噴射することによって円盤は宙に浮き、どんな方向へも進める仕組みだ。プロトタイプは2機現存している。
TEXT BY BENJAMIN PLACKETT
ALL PHOTOS BY NATIONAL ARCHIVES
TRANSLATION BY ガリレオ -緒方 亮
2012年10月9日