専妙寺様の支部機関誌「清流」に載せていただいたメンバーの体験談を
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【青森折伏体験談】
こんにちは。
先日お世話になりました、
神奈川県厚木にあります平正寺支部の●●●●と申します。
五日間本当にお世話になりました。
青森の方はやっぱり本当にあったかい、と実感しました。
見も知らずの他支部の者が突然来て
チラシを市内に二千枚以上配るという行為を潔く受け入れて下さり、
また図々しくも滞在中、毎日朝夕通わさせていただいたにも関わらず、
何一つ不自由な思いをすることなく過ごせたことに
感謝の気持ちでいっぱいです。
青森で九月も後半になるという時期に連日三十五度
一軒一軒チラシを配り、公明党ポスターが貼られている家
ピンポン折伏していったことは今年一番の最高の思い出となりそうです。
仏壇屋さんのことですが、
一緒に活動をしていた坂井さんが、そのお店の男性の方に、
「日蓮正宗専用って書いてありますけど
公明党のポスターが貼ってあるので創価学会の方ですよね。
創価学会は破門されたので日蓮正宗って名前使えませんよ。
日蓮正宗に戻ってきてください。
大御本尊様のもとへ戻りましょう。
と話をされました。
その時、男性が、
「破門されたのは池田さんだけだから。
と言われ、
坂井さんが、
「それは間違いです。
と、破折をしてたら、後ろから婦人の方が出てこられて、
物凄い形相で怒鳴り、
話にならないままお店を後にしました。
男性だけなら、まだ話は聞いてくれたのかもしれませんでした。
また、インターフォン越しに、今にも死にそうな暗い声で、
「もう…このままでいいと思ってます」 と言って切ってしまった女性、
むせてしまうほどカビ臭いアパートで
「結構です結構です」と言っていた血の気のないお顔の方など。
改めて、
真実の教えをわかっていながら
何もしないことは、
目の前で津波で流されて行く人に
助け船も何も出さず、
ただぼーっと立って
見ているだけに過ぎない行為だということを
痛感しました。
折伏していく中で初めて、
学会員が信徒を資格喪失になる平成九年まで
猶予期間があったことを知りました。
この事実を知った時私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
平成九年までの私は、
中学校では市内優勝チームのバレーボール部
副キャプテンをつとめるなどみんなをまとめる立場を任せられたり、
また高校では青森西高校から当時現役でただ一人、
国立弘前大学に合格しました。
その合格したこの年が平成九年です。
そして平成十年一月八日に父が亡くなりました。
この事実をただの偶然と片付けることができません。
私は祖父母の家を離れていても心の原風景にある
″南無妙法蓮華経″の御本尊様に守られていたんだと思い、
涙が止まらなくなりました。
私自身幼い頃は、ほとんど学会員の祖父母に預けられ育てられました。
おぼろ気な記憶に、
祖母と聖教新聞
座談会についていっては遊ばせてもらったり、
また運動競技場でプラカードを持って何かやったりした記憶があります。
今回の青森帰省で母に、
今年七月に日蓮正宗に入信したことを初めて告げました。
言ったその日は「今は話もしたくないし、聞きたくもない」と言われ、
しょうがなく妹の家に泊まることになりましたが、
最終日の朝にはなんとか話せるようになり、
「あんたが宗教に入ったことに関しては反対も賛成もしない」と。
「とうさん(私の祖父)が昔、
葬式で一人だけ手を合わせなかった行為をみんなに見られて以来、
お父さんに何かにつけて学会のこと言われるし、
殴られるようになったからトラウマになって残ってる。
小さいときから学会は大っ嫌いだったけど、信じる信じないに関わらず
小さいときからの習性で未だに夜布団に入って寝るときは
″南無妙法蓮華経″と三回唱えてるよ」と、教えてくれました。
禅宗の強い家の葬式で、
祖父の手を合わせなかった行為を見られて以来、
父は母に暴力をふるうようになりました。
学会に対する非難・罵倒はもちろんのこと、
私が小さいとき近所の子たちと外で楽しく行進しながら手を合わせて
″なんみょうほうれんげーきょう″と言っている姿を見て、
なんと南無妙法蓮華経までも誹謗中傷してしまったのです。
結果、父の最期は約一億円にものぼる借金を残し、
全身にできたガン、三回目の肝臓の破裂で亡くなりました。
平成十年に父が亡くなって以来、すべてが上手くいかなくなり
ボストンバック
すきま風の通るアパートのコタツでブルブル凍えるような生活から、
平成三年に亡くなった祖父の
″妙法蓮華経″が刻まれたお墓参り
徐々に徐々に自分の生活環境が整ってきたこと、
そしてこうして皆様とお会いできたご縁、
御本尊様の御力にただただ頭が下がる想いです。
時間はかかるかもしれませんが、
これからどんどん私自身が変わっていけば、
母もそして妹も私について来てくれると確信しております。
帰省初日に、専妙寺様の御本尊様の前に座った時
「やっとここまで戻って来れた」
との想いがあふれ涙がこぼれそうになったあの感動を
学会員の伯父叔母をはじめ、
より多くの方々に伝えていきたいと思います。
平正寺支部 ●●●●