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LED照明の青色光 影響調査へ
10月10日 4時33分

LED照明の青色光 影響調査へ
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急速に普及しているLED照明に多く含まれる青色の光について、眼科の医師などで作る研究会は、眠る前にこうした光を浴びると、睡眠のリズムが乱れるなどの影響が出るおそれがあるとして、詳しく調べることになりました。

眼科や精神科の医師などで作る研究会は、パソコンやスマートフォンの液晶画面などから出る、青色の光の目や体への影響を検証しています。
研究会では、青色の光が目に見える光の中で波長が最も短く、エネルギーが強いため、ほかの光より目に対する負担が大きく、長時間見ると網膜に炎症が起きるなどのおそれがあるとしています。
この青色の光は、従来の照明より消費電力が少ないLED照明にも多く含まれているということで、研究会は、眠る前にこうした光を浴びると、睡眠のリズムが乱れるなどの影響が出るおそれがあるとして、詳しく調べることになりました。
「ブルーライト研究会」の会長で、慶應義塾大学医学部の坪田一男教授は、「LED照明は急速に普及しているので、光にどのような影響があるか、光が直接目に入らない場合も体に負担があるのかなどを調べることが重要だ」と話しています。

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