兵庫県姫路市で37人が死傷した化学工場の爆発事故を受け県の石油化学防災本部は9日、緊急会議を開きました。
9日開かれた県防災本部の緊急会議は、本部長の井戸知事ら43人が出席しました。防災本部は石油コンビナートがある消防や警察、事業所などで構成され、本部会議開催は1976年の発足以来初のことです。会議では、日頃のタンク監視体制や事故の原因について質問が出ましたが日本触媒姫路製作所の楽谷所長は、終始、「調査中」と答えるにとどまりました。会議は予定より早く40分で終了。防災本部は、日本触媒に事故原因などの情報提供を求め続け、再発防止策の作成に努めたいとしています。
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