インターネット上に犯罪予告を男性2人が書き込んだように仕組まれていた事件で、2人のパソコンは、それぞれ別のソフトをダウンロードしたことでウイルスに感染した疑いがあることがわかりました。
大阪と三重の男性2人は、ネット上に犯罪予告を書き込んだとして逮捕されましたが、先月、事件とは無関係だった可能性が出たため釈放されました。2人のパソコンは特殊なウイルスに感染し、第三者が遠隔操作できる状態になっていました。ところがその後の警察への取材で、2人は、それぞれ別の無料ソフトをダウンロードして、同じウイルスに感染した可能性が高いことがわかりました。このうち大阪の男性(43)がダウンロードしたのはタイマー機能のソフトだったとみられています。また、発信元が特定しづらいよう海外のサーバーを経由して遠隔操作されていた疑いが強く、警察は、感染ルートやウイルスを送った人物の割り出しを急いでいます。
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