 |
2012年10月9日(火) 20:05 |
|
 |
様々な取り組みで投票率アップを
投票率アップの鍵を握るのは若い世代の一票です。 このところ岡山県知事選挙の投票率は50パーセントを切るなど低迷しています。 県の選挙管理委員会は有権者の関心を高めていこうと様々な取り組みを行っていますが投票率アップに結びつくのでしょうか。
岡山県知事選挙の告示まであと2日となった9日朝、JR岡山駅前に設置された啓発塔です。 今月28日の投票を呼びかけるもので、選挙本番にむけ、徐々に準備が整いつつあります。 また、選挙への関心も高まっており、RSKが8日有権者457人に行った電話世論調査でも9割近くの人が県知事選挙の「投票に行く」、「多分行く」と答えています。 前回の知事選でも同じような傾向でしたが、実際の2000年以降の県知事選挙の投票率は50%を切るなど低迷しています。 関心の高まりをいかに実際の投票に結び付けていくかが課題です。 前回の県知事選挙の年代別投票率です。 60代、70代と比べて20代から30代前半の投票率が伸び悩んでいることがわかり、若い世代の関心を高めることが投票率アップの鍵を握るといえます。 そんな中、県の選挙管理委員会は今回からある取り組みを始めました。 インターネットを活用した動画配信で、このほかにも若い世代の生活習慣にあわせた啓発活動を行うなど投票率アップに向け工夫を凝らします。 岡山市の環太平洋大学で政治学を教える林紀行講師です。 投票率をあげるためには立候補した人たちが若い世代の人にも関心をもってもらえるような訴えや主張をしていく必要があるのではと話します。 11日告示の岡山県知事選挙には4人が出馬の意向を示しており、選挙戦に向け準備を進めています。
|
|