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2012年10月9日(火) 20:05 |
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ノーベル賞、岡山の研究者も励みに
万能細胞「iPS細胞」でノーベル賞を受賞です。 山中教授は日本で2人目のノーベル医学・生理学賞を受賞しました。 iPS細胞からがんを生み出す細胞を作り出した岡山大学の教授も今後の研究への思いを強めています。
ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授です。 山中教授が開発したiPS細胞はすでに成長した細胞に遺伝子を組み込むことで様々な細胞に変化できる万能細胞です。 そのiPS細胞から岡山大学の妹尾教授らは世界で始めてがんを生み出す細胞「がん幹細胞」を作りました。 妹尾教授は、iPS細胞があるからこそ、がん幹細胞を使った新たなガン治療の研究が続けられるといいます。 独自の発想をもち努力を続けた山中教授が認められたことは、がん肝細胞を作り出した妹尾教授にとっても大きな励みです。 IPS細胞を使った治療で患者を救うことこそが最大の目的と話す山中教授、妹尾教授もがん肝細胞ががんの根本治療へ応用されることを目指します。
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