(※2012/10/05 加筆修正)
こんばんは。
今回はゲームのプレイ日記とはあまり関係の無い、割と重い記事となっております。
長文となりますため、そういった目的をお求めでない方はスルーを推奨いたします。
※文中にSNS、及びPSO2のチームについての言及がございますが、これらを利用されている方をなんら否定、批判する意図の記事ではございません。
(文中に否定的な発言、及び不快な表現がございましたら全ての文責はわたしTet1にあります。)
PSO2、というかファンタシースターシリーズを好きになってから自分の中で2点の変化がありました。それはSNSを介した積極的な交流と、オンラインゲームという場を通じた人間関係です。
まず最初に、SNSにつきましては個人的な考え方の変化もあり、8月にTwitter、そして9月にPixivを退会しました。
原因は、2点あります。
1点目は、Twitterという場で、わたしがこのシリーズについて、やや批判的なスタンスの発言を行ってしまい、結果的に熱心なファンの方からは不快に思われる言動をしてしまったことです。
羽目を外しすぎて不快感を感じさせてしまったこともありました。
それは今でも申し訳ないと思っています。
個人的に責任を取るためにもTwitterは退会するしかないと考えました。
また、2点目である個人的な考え方の変化として、自分や他人の考え、気持ちというカタチや正解のないモノを短いテンプレートの上にはめこんだり、あるいは、はめこまれてしまうことに違和感を覚えてしまったからです。
特に誤解を訂正できない、というのは対面コミュニケーションには無い、きつい部分です。
これは、自分で選んだことなので、本来ならば他に書くべき事もないのですが、遠因としては絵も含めた交流を行っていたある方と、Twitterを通じ深刻なトラブルとなり、それが直接の原因でないにしても、自分がTwitterに対する考え方を一変させる原因となったのは間違いのない事実でした。
端的に言うと、わたし自身が本当はそう考えていないことを、とてもネガティブな主観で解釈されました。
そして、ろくに話も聞かれないままに、突然態度を変えられて見放され、冷静な議論による意思疎通が、できませんでした。
わたしの文言に一部言葉足らずの部分があったため、謝罪を行い、また、とても140字で表現できる内容ではなかったために、どうしても回りくどい部分になってしまったところはあったと思います。
しかし、そういう発言も、最終的には一切受け入れられず、交流を断たれました。
こちらには、相手を理解しようという気持ちがあり、また同時に大切にしたかった方であったため、それはとても無力感を覚える出来事でした。
その方とは多数のリプライ応酬、またゲーム上で交流もしていましたが、所詮140字では根本的な部分は何も伝わっていなかった、ということだったのかもしれません。
かと言って、長々しい語りは基本的に、Twitterでは嫌われます。
何故ブログだと長文を読める(逆にそういう人しかブログをやっていないのか)のに、Twitterをやっていると、長文が自分でも書けなくなり、鬱陶しくなり、読みたくもなくなるのでしょうか。
やっぱりこれは、自分の考え方が無意識のうちに、140文字のシステムにはめ込まれているからじゃないからかなあ、と思ったのです。
本来140字で規定できないものを、規定しようとした時点で、なにかが捨てられてしまうし、結果無理や誤解が生じてしまう。
その結果、人同士の縁が切れたり、おかしなことになったりする。
ちょっと難しくいうとシステムが自分の思考を規定してしまうとはこういう事なんだと思います。
この事を常に意識して、話をしないと、Twitterはとても危険な刃にもなり得ると思います(それが使っている当初は難しいのですが)。
離れると、余計にそう感じます。
しかし、情報伝達のツールとしてはとても優秀なので、たとえば企業が宣伝やPRのために利用するのは、それなりに効果が見込めるかもしれません。
ただ、ホームページに代わるものであるかというと、そうではないので、扱い方には注意が必要だとも思います。
…ここまでさんざんTwitterをこきおろしてきたように思われるような書き方となっておりますが、開始当初はこれほどまでに便利で楽しいメディアはない、と思ったものです。
Twitterはブログのように、まったりゆっくり更新して眺めていく、という形ではなくほぼ会話と同じペースで更新が進んでいくのはたいへんでもあり面白くもありました。
Pixivでも某企画で交流頂いたことは、ご縁の一つであり、また当時仕事で苦しかったわたしを支えてくれた、貴重な余暇でした。
プロの漫画家でもないのに自分のキャラ(鉄晴)を他の方に描いて頂けるなんて、本当に果報者だったと思います。
自分の描き方以外の絵について大変勉強になったと同時に、とても楽しい時間を過ごすことができました。
こういった、グラールの鉄晴の思い出は、きっと忘れえない思い出としてわたしの中に残ると思います。
長くなりましたが、今のわたしは、距離を置いていろいろと考え直す時期でした。
PSIでの交流、およびTwitterで交流くださった方々には、本当にありがとうございました。
チームについては、6月末のオープンβテスト時からお世話になっていたロールプレイのチームがありました(※名前は伏せます)。
こちらのチームは積極的にカットインを使い、なりきりを行って他のプレイヤーと交流を行うチームでした。
PSO2のように、創作者の思いが正確に反映されやすいキャラクタークリエイトシステムのゲームには、ある意味で必然的に発生しうるチームだと思います。
それだけ、キャラクリには魅力があるということです。
わたしは、当初このチームで良くして頂き、リーダーの方ともお話が合いましたため、たのしくやらせて頂いていたのですが、徐々にチームメンバーとの距離感を感じるようになりました。
もちろん、それは、わたし自身の問題であり、わたしは、ゲーム好きとしてPSO2はプレイしたいけど、世界に対して完全に没入する…つまりプレイしている我を完全に忘れるほどには、PSO2というゲームの世界観にハマれなかったのだと思います。
それを常に意識している自分の意識や、距離感を消し去ることはどうしても、できませんでした。
それはおそらくTwitterでの、フォロワーの皆様と、わたし自身との発言の距離感にも共通しているように思われます。
ゲームをゲーマーとして好きなことと、自分の人生の一部として大切にしたいものだと捉えることは、すこし意味が異なります。
ゲーマーはゲーム自体が好きだから、文句も言うけど自分の時間を投資するから、どちらかというと面白いゲームをやりたい気持ちが強い。
人生の一部になっている方はそこで出逢う人の縁こそが大切であって、ゲームのシステムについては、慣れるべきものでしかなく。
どちらも、良い悪いはありません。
単に、関わりかたが違うだけです…。
自分は、ゲーム以外の事も大事にしたく、またチームのペースについていきつつも完全に両立できるほど器用でもなかった上、このままではFP登録をさせて頂いている方にも、キャラが弱いままでスロットを圧迫し、ご迷惑をかけてしまう形となりそうでした。
またそれに伴い、同チーム内の方にも迷惑をかけてしまいそうだったので、結果的に退団をさせて頂く形とになりました。
長くなりましたが、先月よりいろいろと考えて、やっと言葉が形に出来た気がします。
現在は開始当初とは別のサーバとチームでお世話になっていますが、自分は今後一般のゲーマーとしてPSO2というゲームと関わっていくのが、一番良いのだと思っています。
ゲームとの関わり方は個々人がそれぞれ決めるべきものですし、基本はゲームに対する目的のあった人同士が、たまたま一緒になって、クエストをクリアしたりコミュニケーションできたりする事に、たのしさがあるのがMOなのだと思います。
もし人間関係や縁がその過程で分かたれてしまったとしても、どちらかだけが悪い、ということも無く、ただベースとなっていた考え方が違っていた故の一つの結果なのだと受け止めることしかできないのでしょう(現実も同じですが)。
しかし、わたしについてネット上で陰口を吐き、責めたてていたある方を受け入れられてあげられなかったのは、わたしの能力の無さによるものです。
良くも悪くも、全ての面をさらけ出してくれた彼女を受け入れてあげられなかったこと。
そのことについては、今でも、罪悪感を感じます。
だから、この痛みはこれからもわたしが抱えていかないといけない葛藤なのでしょう。
また同じ事を繰り返す愚行を行わないために。
いつかはまた、縁が切れてしまった方とも、笑い会ってお話しできるようになれることが一番いいのだと思います。でも、それは必ずしも叶うわけではありません。
ですから、それは、同じ人とではないかもしれないけど、別の形で、新しい関係で、素晴らしい埋め合わせがある、そう思って日々過ごしていきたいと思います。
たかがオンラインゲームにここまで悩む自分も、またどうかとは思いますが…(笑)。
ここまでで、ネットやオンラインゲームが常に生活の傍らにあるのが当たり前な自分たちの世代にとって、何らかのご参考になりましたら幸いです。
大変長文となりましたが、お読み頂いた方には、ここまでお目通し頂きましたことに感謝いたします。
これ以上Twitterを続けたら弱い人間になる気がしてやめた
http://www.rossoneri.jp/2010/07/25_151184.php
【雑文】ネットにおけるつながり感とか孤独感とか
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20080423/p1
ネットがもたらす痛み、寂しさ、孤独感
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20090820/
Web上のつながりを断つこと
http://d.hatena.ne.jp/qaze00/20080405/1207386675