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民主 政党助成金申請を見送りへ10月9日 14時36分
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民主党の安住幹事長代行は記者団に対し、今年度予算の執行に必要な赤字国債発行法案が成立していないことを踏まえ、予算の執行額を抑える必要があるとして、ことし3回目となる政党助成金の申請を当面、見送る考えを示しました。
今年度予算の執行に必要な赤字国債発行法案を巡っては、先の国会で廃案となったことを受けて、政府が先月、地方交付税の支出を一部先延ばしするなどとした「予算執行の抑制」を閣議決定しています。
これに関連し、民主党の安住幹事長代行は記者団に対し、国庫から政党に交付される政党助成金の取り扱いについて、「野田総理大臣と輿石幹事長が相談した結果、国民や地方自治体に不便をかけている状況では、申請すべきでないと判断した」と述べ、民主党として、ことし3回目となる41億円余りの申請を当面、見送る考えを示しました。
そのうえで安住氏は、今後、赤字国債発行法案が成立した際には、改めて申請する意向を示し、ほかの政党も同様の対応を取ることに期待を示しました。
政党助成金は、政党助成法に基づいて総務大臣に届け出た政党に対し、年4回に分けて交付されていて、次回の申請期限までに改めて申請すれば、今回の分も合わせて受け取ることができます。
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