台湾の調査会社DRAMエクスチェンジがまとめた2012年4―6月期のNAND型フラッシュメモリーの市場シェアは韓国サムスン電子が42・4%で首位だった。1―3月期の33・9%から大幅に伸びた。2位の東芝は22・6%で前期の32・9%から落ち込んだ。1―3月期にサムスンに肉薄していたが6月に在庫調整に乗り出したことが影響したと見られる。3位は米マイクロン・テクノロジが15・4%で続いた。
東芝は7月に四日市工場で回路線幅24ナノメートル(ナノは10億分の1)の小売り向け品を中心に3割の減産を実施。増産投資を凍結した。ただ、7―9月期には市況は改善する見通し。東芝の最大顧客の米アップルは新型スマートフォン(多機能携帯電話)の投入も控える。市況の回復を見ながら再びアクセルを踏み込む時期が焦点になる。