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対馬でまた仏像なくなる 連続盗難か
10月9日 18時17分

対馬でまた仏像なくなる 連続盗難か
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長崎県対馬市の神社から国の重要文化財に指定されている仏像がなくなった事件で、市内の別の寺でも、県の文化財に指定されている仏像がなくなっていることが分かり、警察は、この仏像も盗まれたものとみて関連を調べています。

8日、長崎県対馬市にある海神神社で、宝物館から国の重要文化財に指定されている仏像、「銅造如来立像」がなくなっているのが分かり、警察は、盗まれたものとみて調べています。
対馬市によりますと、さらに8日午後5時ごろ、対馬市内の観音寺でも県の文化財に指定されている仏像、「観世音菩薩坐像」がなくなっているのに、巡回していた寺の人と警察官が気付いたということです。
「観世音菩薩坐像」は本堂に置かれていて、ふだんは施錠されている出入り口の引き戸の鍵が開けられていたということで、警察は、この仏像も盗まれたものとみて、2つの事件の関連を調べています。
また、対馬市によりますと、9日午前10時ごろ、対馬市の多久頭魂神社でも県の文化財に指定されているお経「大蔵経」の一部がなくなっているのが分かり、警察が盗まれたかどうか、状況を調べています。
対馬市では、文化財を所有している市内の神社などと連絡を取って他になくなった文化財がないか改めて確認を進めています。

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