知識を売るためのマーケティング

以下は、とある起業セミナーに行って聞いたことを、私用にアレンジしたものです。
公開の場においておくのもどうかと思うが、誰かの役に経つかもしれない。。。
また、これは士業、コンサルなど、知識、ノウハウを売ることを職業にしている人専用です。世の中で先生と称する人のマーケティングです。つまり、営業しちゃいけない業種の場合です。物販とは関係ないです。

一般的に成約までは次のステップをふむ。

  1. 集客する
    • 本を書く
    • 講演をする
    • ウェブ
  2. 見込み客に会う
    • 無料(微料)相談会をす
  3. 契約する

となる。


各々については私はよく知っているので、はしょります。ウェブについてだけ、別記事書きました。

こういうパイプラインを考えるのは、ビジネスでは常識です。

事業家は、このプロセスを最初に逆に考えてみないと、商売始められないってことが、私の気づきです。

なぜならば、最終的にどういう契約をしたいのか?
「ノウハウを売るのだから、なんでも」じゃ、絶対にお客は捕まらないですね。
「いやはずれているところにいるかも」と言っている人は、魚を網で捉えようという時に逃げる魚ばかり気にしている人です。それじゃ、中心にいる魚を逃がす可能性が高いってことです。

プロセスを逆に考えるとは、どういうことか?

例えば「ナイフで鉛筆の削り方を教える」にしときましょうか。

じゃぁ、2の無料相談会には「鉛筆の削り方がわからない人」を引っ張りだして来ないといけない。
中には「俺は鉛筆削りで削る方法を知ったからいい」という人がいるでしょうけれど、それはそれで丁重にもてなしてお帰りいただく。
なぜならば、定期的にメルマガなんか送ってたら、ナイフで削ってみたい、と思うかもしれないから。

さかのぼって、講演では「ナイフで鉛筆を削る素晴らしさ」を語れなきゃいけない。
それじゃ、つまらなさそうだったら、ツカミのために「鉛筆がいかに素晴らしいか」とか「鉛筆の作り方」を話したほうがいいのかもしれない。

で、最初の本で人をツカムなら、「世界の鉛筆」とか、「鉛筆は不幸を消す(本当にそういう話はあります)」とかを書かなければならない。

こうやって、最終的に落としこむストーリーを作る。話もだんだん、スペシフィックになっていく、っていうものを作らない限り、上の活動をバラバラにやったところで、意味がないってことです。

当たり前ですか?私には当たり前じゃなかったんです。

ちなみにメアドをひとつゲットするために平均500円だそうです。

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カテゴリー 1円ビジネス

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