一般的に成約までは次のステップをふむ。
- 集客する
- 本を書く
- 講演をする
- ウェブ
- 見込み客に会う
- 無料(微料)相談会をす
- 契約する
となる。
各々については私はよく知っているので、はしょります。ウェブについてだけ、別記事書きました。
こういうパイプラインを考えるのは、ビジネスでは常識です。
事業家は、このプロセスを最初に逆に考えてみないと、商売始められないってことが、私の気づきです。
なぜならば、最終的にどういう契約をしたいのか?
「ノウハウを売るのだから、なんでも」じゃ、絶対にお客は捕まらないですね。
「いやはずれているところにいるかも」と言っている人は、魚を網で捉えようという時に逃げる魚ばかり気にしている人です。それじゃ、中心にいる魚を逃がす可能性が高いってことです。
プロセスを逆に考えるとは、どういうことか?
例えば「ナイフで鉛筆の削り方を教える」にしときましょうか。
じゃぁ、2の無料相談会には「鉛筆の削り方がわからない人」を引っ張りだして来ないといけない。
中には「俺は鉛筆削りで削る方法を知ったからいい」という人がいるでしょうけれど、それはそれで丁重にもてなしてお帰りいただく。
なぜならば、定期的にメルマガなんか送ってたら、ナイフで削ってみたい、と思うかもしれないから。
さかのぼって、講演では「ナイフで鉛筆を削る素晴らしさ」を語れなきゃいけない。
それじゃ、つまらなさそうだったら、ツカミのために「鉛筆がいかに素晴らしいか」とか「鉛筆の作り方」を話したほうがいいのかもしれない。
で、最初の本で人をツカムなら、「世界の鉛筆」とか、「鉛筆は不幸を消す(本当にそういう話はあります)」とかを書かなければならない。
こうやって、最終的に落としこむストーリーを作る。話もだんだん、スペシフィックになっていく、っていうものを作らない限り、上の活動をバラバラにやったところで、意味がないってことです。
当たり前ですか?私には当たり前じゃなかったんです。
ちなみにメアドをひとつゲットするために平均500円だそうです。
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