インターネット上のウェブサイトに、自分が通う学校の爆破予告を書き込んだうえ１１０番したとして、真庭署は９日、威力業務妨害の疑いで真庭市、中学３年の男子生徒（14）を摘発した。いたずらとみられる。動機などについて任意で事情を聴いており、近く書類送検する方針。

　同署などによると、男子生徒は８日午後６時半ごろ、「爆破予告の書き込みを見つけた」と１１０番。ウェブサイトには「真庭市○○中学校を爆破する」との表記があり、さらに、県警のフェイスブックにも同様の書き込みが見つかった。フェイスブックは原則実名。同署に呼んだ男子生徒に詳しく聴いたところ、自ら書き込んだと認めた。自宅パソコンから送信したとみられる。

　同署は８日夜、爆破予告のあった市内の中学校を捜索したが異常はなかった。この中学校は９日、通常の授業を行った。