気になる現場学/開沼博に取り上げられました


新進気鋭の社会学者である開沼博さんからのインタビューを受けましたが、7(日)の毎日新聞に掲載されました。他に職員の上田哲也(陸前高田市に出向、活躍中)と山田恭輔や小松政も掲載(この人たちのエピソードの出し方がまた面白い。)。

こうやって、記者ではなく、学者が、現場で見聞きしたことをベースに持論を展開することは、まず、日本のマスコミではあり得ない。そういう意味では、毎日新聞は良い仕事をしていると思っています。

今日もいくつか取材で、共通する質問があるんですが、「市長は何を目指しているのですか?」。

その質問には「分かりません。」と正直に答えています。あえて言うなら、「市民福祉の維持向上」ですが、これは答えたことにならない。この記事を読みながら思ったのは、僕はもともと官僚であり、実務家。実務家の本分は、問題課題に、先送りせずに、その場その場で応えていくこと。これに尽きますが、僕は、問題解決型の政治家であり、決して、高邁な理想像を追うそれではない。

しかし、一つ一つの問題を愚直に応えていくことによって、数学で言う積分と同じで、中期的に見たら、最適解になっている、と思うんです。

武雄市政を解析してくださった開沼さんに感謝します。ありがとうございました。

(この記事については、開沼博氏及び毎日新聞から掲載の許諾を得ています。)
by fromhotelhibiscus | 2012-10-09 18:18 | Trackback | Comments(0)
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