「もはやインターネットは空気や水と同じで、生活の中にあって当然。なくてはならないものとなっています」(40代・男性)と、ネットがない生活をあり得ないと言い切るコメントが多かったのが印象的で、なかには、「昔、出張で強制的に1週間ほどネット絶ちさせられたことがあったが、まるで何ヵ月も流刑に処された気分だった。それが1ヵ月とか……想像したくもない」という、“経験者”からの意見も。
「確かに」と思ったのは「使えないところへ行ったのならともかく、使えるのに使えないのでは困る」(40代・男性)という意見。インターネットは情報入手ツールであると同時にコミュニケーションツールでもある。ネットを通じて連絡を取っていた相手と急に連絡が取れなくなることを恐れる人も多いだろう。
「単純な仕事」と「複雑な仕事」
同じ給料がもらえるならどっちを選ぶ?
同アンケートでは、「同じ給料がもらえるなら、単純すぎる簡単な仕事と複雑でかなり頭を使う仕事、どちらを選ぶ?」という二択も聞いている。こちらは「単純すぎる簡単な仕事」を選んだ人が53%、「複雑でかなり頭を使う仕事」が47%だった。
単純に楽したい人が多いのかと思いきや、「単純すぎる簡単な仕事」を選んだ人の理由を聞くと、「同じ給料なら、頭を使うことは趣味に回したい」(50代・男性)、「単純な作業の中で、自分なりのやり方や機能について、処理スピードを自分と競う!」(20代・女性)、「単純作業をどれだけ速くできるかを鍛えていく」(30代・女性)など前向きな意見のほか、「忙しく仕事をしてきたのでそろそろ楽をしてもよいかな」(60代・男性)と、自分を労る声も複数あった。
どちらの二択も、一瞬「どちらとも言えない」と思ったが、考えてみると案外すっぱり答えが出た。あなたの場合はどうだろうか。
(プレスラボ 小川たまか)