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運動会弁当で250人余が食中毒10月8日 19時15分
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埼玉県深谷市で、地域の運動会の昼食として配られた弁当を食べた250人余りが下痢や腹痛などを訴え、埼玉県は集団食中毒として原因を調べるとともに、弁当を調理した業者を3日間の営業停止処分にしました。
埼玉県によりますと、先月30日、深谷市の4つの自治会が合同開く予定だった運動会が台風の影響で中止になり、昼食用に注文していた645人分の弁当が自治会を通じて各家庭に配られました。
ところが、その後、弁当を食べた人が相次いで下痢や腹痛などを訴え、患者の数はこれまでの調べで少なくとも3歳から89歳までの男女253人に上っています。
このため、埼玉県は弁当が原因の集団食中毒として、原因を調べるとともに弁当を調理した深谷市の弁当製造販売業者「中林商店」を8日から3日間の営業停止処分にしました。
いずれも症状は軽く入院した人はいないということですが、症状を訴えたうちの89歳の女性が弁当を食べた翌日に死亡していることから、埼玉県では食中毒との関連を調べています。
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