○判で押したように同じ証券ばかりを見ているとそんな風に思うわけです。
札幌の保険ナビゲーターこば こと、こばやしです。
今週に入ってから実は面白い様に某社の同じ内容の証券に出会っています。
お客様の性別や年齢といった属性を見ると全て違うのに保険証券だけは数字は全く一緒。
買う人は老若男女問わないし、どこから切っても同じ顔に出会える金太郎飴の様です。
何故こういう事が起きてしまうのでしょうか。
これは『モデルプラン』という契約サンプルを基に営業をされている保険会社のセールスレディさんが多くいらっしゃるのでそういう事になってしまうのです。これは保険会社のセールスレディさんのスキルの問題もあるのでしょうが彼女たちの所属する保険会社の営業指導がそうなっているからなのですね。
そしてその『モデルプラン』
保険会社のセールスレディさんにとっては高コミッション型で作られている美味しいものであり、保険会社にとっては高収益。セールスレディさんも保険会社も、それは絶対に売らないといけないわけです。お客様の都合関係なしに。
例えば、その保険会社のセールスレディさんたちの持ち歩いている金太郎飴のサンプルとはこんな感じです。
定期特約付き終身保険
終身保険50万円
定期保険(10年毎更新保険期間60歳まで)3950万円
医療保険特約(10年毎更新80歳まで)日額1万円 60日型
その他更新型特約
こういった様子の『モデルプラン』を見せられたならその瞬間にその保険会社のセールスレディさんとは保険のお話をしない方がいいでしょうね。モデルプランという金太郎飴を買わされてしまうとそれが金太郎飴から5年から10年後には毒饅頭に変貌をする可能性もありますから。
保険は100人のお客様がいれば基本的には100通りのものが出来上がるはずですし、100人の保険募集人がいれば100通りのものが出来るはずなのです。それが判を押したような証券になる。これは本当におかしなことですし、確実にお客様のためにはなりませんから。
それでは、また。