中央道 ３台絡む事故７人死傷

10月8日 22時17分

８日午後、長野県岡谷市の中央自動車道で、トラックや乗用車など３台が関係する事故があり、７２歳の女性が死亡したほか、合わせて６人がけがをして、このうち５歳の男の子が意識不明の重体になっています。

８日午後３時すぎ、岡谷市川岸の中央自動車道の上り線で、走っていた乗用車が大型トラックに追突され、弾みで前にいた乗用車にぶつかりました。
この事故で、はじめに追突された乗用車に乗っていた長野県小布施町の長峯文子さん（７２）が、全身を強く打ってまもなく死亡しました。
また、合わせて６人がけがをして病院で手当てを受けていますが、このうち５歳の男の子が意識不明の重体だということです。
警察は、トラックを運転していた愛媛県四国中央市の運転手、筱原直人容疑者（３６）を自動車運転過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。
現場付近は当時、別の交通事故のために渋滞していたということで、筱原容疑者は調べに対し、「前をよく見ていなかった」などと供述しているということです。
事故のため、中央自動車道の上り線は現場付近でおよそ４時間にわたって通行止めになりました。