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被災地でカーネーションの刈り取り10月9日 11時5分
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津波で大きな被害を受けた宮城県名取市で、震災後、初めてとなるカーネーションの本格的な出荷に向けて刈り取り作業が行われました。
名取市は全国でも有数のカーネーションの産地でしたが、去年の震災で多くの農家が被災しました。被災した農家のうち、三浦浩一さんの農業用ハウスでは、9日午前5時半からカーネーションの刈り取りを行いました。
去年の震災では、三浦さんの農業用ハウスにも津波が押し寄せ、泥やがれきが入り込む被害を受けました。
ボランティアにも手伝ってもらってがれきを取り除くなどして、ことし6月からようやくカーネーションの栽培を再開できたということです。
三浦さんは「多くの人の手助けをいただいてここまで来ました。いいカーネーションを育てて恩返しできればいいです」と話していました。
三浦さんなど名取市のカーネーション農家では、今月13日から宮城県で始まる60歳以上の人たちのスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」で、開会式を彩るカーネーション3000本を出荷することにしています。
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