4月18日『よい歯の日』でした。
欧米に続き、日本でも女性を中心に「歯を白くしたい!」と、歯に対する“美白”意識は高まりつつあります。一方、歯並びについての美意識は……というと、ひそかに外国では「先進国で最低ランク」と称されているなど、かなり後れをとっているのが現実のようです!
透明なマウスピース装置(アライナー)による矯正歯科治療『インビザライン・システム』を提供する『アライン・テクノロジー・ジャパン』は、日本人の歯並びについて、国内外で興味深い意識調査を実施。
まず、“日本に住む外国人100 名”に、日本人の歯並びに対する印象について聞いたところ、「日本人は歯並びが良い」と回答した人はわずか4%(4 名)にとどまり、76%(76 名)が「歯並びが悪い」と回答しました!
「日本人の通常の健康意識の高さを考えると、歯並びが悪いことに驚きます。テレビに出ているタレントでも、ひどい歯並びの人が多く驚きました」(アメリカ人男性)、
「ビジネスを含む様々な場面で、笑顔は返答のようなものなので、残念です。日本人はもっと歯並びや歯を気づかったほうがいいと思います」(イタリア人男性)
などの辛辣な意見も。
■“歯の美意識”がまだまだ低い、日本の現状!
では、世界の他の都市と比べた場合、どのような状況なのでしょうか?
日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)、中国(上海)の三都市において、歯並び・矯正治療に関する各国比較の意識調査を行ったところ、「(もともと)歯並びが良くない」人の割合は、日本61.0%(122 名)・アメリカ58.0%(116名)・中国71.5%(143 名)に上りました。
興味深いのが、そのうちの矯正治療率や、治療意向の三都市比較です!
矯正治療率は日本21.3%(26 名)・アメリカ50.0%(58名)・中国23.8%(34 名)という状況です。
また、歯並びが良くなく未治療の人のうち「治療したいと思う」人の割合は、日本54.2%(52 名)・アメリカ79.3%(46 名)・中国85.3%(93 名)で、日本は海外に比べて矯正治療率・治療意向ともに低い結果となりました。
もともとの歯並びの悪さはともかく、日本は海外に比べて、圧倒的に矯正治療率や治療意向が低いという実態には驚いた方もいるのではないでしょうか?
次回でも、歯の矯正の実態について引き続き掘り下げていきます。お楽しみに!
【歯並び実態】
※ これは知らなかった…日本人の歯並び悪さは先進国最低!?【1/3】
※ これは知らなかった…日本人の歯並び悪さは先進国最低!?【2/3】
※ これは知らなかった…日本人の歯並び悪さは先進国最低!?【3/3】
【参考】
※ 調査対象: 日本に住む外国人100 名、調査方法: 在日外国人向け雑誌の読者モニターへのアンケート調査、調査期間: 2012 年3 月
※ 調査対象: 日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)、中国(上海)の20 代~40 代の一般男女600 名(各国200 名)、調査方法: インターネットリサーチ会社によるアンケート調査、調査期間: 2012 年3 月
※ 矯正歯科ネット