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~~知恵ノートでアトピーを検索するとEMの効果をうたった知恵ノートが上位に表示されます。ここでは、医療者のはしくれとして、その危険性を感じたのでお伝えしたいと思います~~
息子のアトピーが悪化して、生活改善のヒントを探していて、EMを知りました。 EMを信じて、いいと思われている方を批判する気は毛頭ありません。
私がお伝えしたい対象は「EMってアトピーにいいって聞いたけど本当かしら」と悩んでいる方へ、一つの判断材料としての危険性です。
ご存じとは思いますが、EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材です。もともとは農地の土壌改良用に開発されたものであり、販売会社も飲用しないように明記しています。
にもかかわらず、飲用したり、入浴剤として使用したり、また皮膚に直接塗るということをしている人をウェブ上で多く見かけます。開発者が飲んでいる、というまことしやかな話が流布しているからかもしれません。また、アトピーの子どものためのサイトで推奨している人もいます。医療者として、また、アトピーの家族を持つ者の一人として、命の危険のあるとても、とても恐ろしいことだと思います。抵抗力の低い乳幼児に対しては、今すぐやめていただきたいです。
「異所性感染」という言葉をご存知でしょうか。医療関係者でない限り、あまり聞きなれないかと思います。膀胱炎や敗血症などが有名です。本来、細菌がいるべきはずでない血管内などの体内に細菌が侵入し、増殖した結果、さまざまな健康被害がおきることです。
アトピーはご存じのとおり、皮膚症状が主な症状です。かゆみによって皮膚をかきこわしてしまっているため、バリア機能が極端に低下しており、細菌の侵入がしやすい状態です。そこに、乳酸菌(EM販売会社のHPを隅々までみてもいったい何の種類の乳酸菌か明示されていませんが…)の菌群を大量に塗りたくることによって、菌血症を引き起こし、何らかの感染症にかかる危険性があります。もしも、全身の免疫低下がある場合は、敗血症を引き起こし、突然死することもあるのではないかと思います。
また、本来土壌改良用の菌群を飲用することによって、腸内細菌のバランスが乱れ、胃腸系の感染症を引き起こすことが容易に想像できます(推奨している人は好転反応と呼んでいるようですが…)。
なぜ、大事な家族や大事な体をこのような危険にわざわざさらす必要があるのでしょうか。
皮膚の正常なバリア機能を取り戻すなら、せっけんを含む界面活性剤を使用しなければいいんです。
腸内環境の正常化を目指すなら、食品として認められている糠漬けや味噌、納豆を摂ればいいんです。何なら、きちんと国から認可を受けた製薬会社の乳酸菌整腸薬を服用すればいい話ではないでしょうか。
アトピーに悩む方は、ステロイドによる対症療法の弊害から、医師や公共機関への不信感が根底にあるため、このような危険な自己療法に走る方が少なくないのではないかと私は推察しています。
この情報が氾濫している社会では、自分で調べる、疑ってみるということを私たちは肝に銘じなければならないと思います。家族や自分の身体を守るためならなおさら、二重三重に調べることが大事です。乳幼児の健康を守る立場にあるお母さん方はさらに慎重になってほしいと思います。もしも、試してみたい治療法があるなら「○○ 危険」「▲▲ 嘘」などで検索してみるのも手かと思います。
※乳酸菌血症は非常にまれ、と言われています。しかし、報告がある以上、起こらないとも限りません。安全性が保障されていないものを免疫機能の低下しているアトピー患者に塗ったり、口にすることは非常に危険を伴う行為だということを知っていただきたいと思います。
これは、批判ではなく、事実なので述べさせていただきますが、EMの販売会社のHPをみると、まるで魔法のようになんにでもいい効果があるように謳っています。しかし、よくよく見てみると、その効果について、第三者機関の研究結果は示されていません。
一番大きく謳っているEMの水質浄化については、国の第三者機関が効果がないことをはっきり明言しています。
「7/3 青森 EM」で検索していただければ、平成24年の7/3付で大手新聞社の信頼できるニュースソースが見られると思います。
EMの水質浄化については、もう何度も、このようなトラブルを繰り返しているにもかかわらず、周期的にニュースになっています。このニュースソースをみて、どのように判断されるかはご自身の判断と思います。
蛇足ですが、明治製菓が開発した「BN菌(納豆菌の仲間)」による配管洗浄液があります。こちらは、排水中の油脂分解・悪臭の除去に優れた効果を発揮する安全な微生物として特許を取得しています。
さらに、BN菌については、公的機関での試験の結果、安全性が確認されていますのでご家庭や公共の設備で使用することは全く問題がありませんと国からも認められています。
一方、EM菌は日本国内で特許を取得できているのでしょうか?調べてみましたが、よくわからず、謎です。
なぜ、大手会社のBN菌ではなく、EM菌がこんなに有名になってしまったのか。それはある特定の宗教が深く関わっていることが大きな理由のようです…。興味のある方は検索してみるといいかと思います。
※読んでいただいてありがとうございます。ほかにもアトピーのことで知恵ノートをいくつか記していますので、興味がある方はご覧ください。
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