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北九州市長 市民の安全へ決意
10月3日 18時3分

北九州市長 市民の安全へ決意
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暴力団の関与が疑われる切りつけ事件などが相次いでいる福岡県北九州市で「市民防犯大会」が開かれ、市長が「安全・安心が大きく損なわれる危機的な状況だ」と述べ、市として市民の安全を守る決意を示しました。

北九州市では、8月末から、暴力団の立ち入りを禁止するステッカーを掲げている飲食店の女性経営者などが男に刃物で切りつけられる事件が4件起きるなど、暴力団の関与が疑われる事件が相次いでいます。
こうしたなか、毎年、市と警察が開いている「市民防犯大会」が戸畑区で開かれ、登下校の見回りや夜間パトロールなど自主的な防犯活動に当たっている600人余りが参加しました。
この中で、北九州市の北橋健治市長は、「市民の安全安心が損なわれる危機的な状況だ。警察は犯人検挙に向けて捜査を続けているが、市もひるむことなく全力で安全・安心対策に当たりたい」と決意を述べました。
北九州市では、一連の事件を受けて繁華街に街灯を増設したり、飲食店関係者に防犯ブザーを貸し出したりするなど緊急の対策を取っています。
大会に参加した70代の男性は、「事件に関連して子どもが被害に遭うかもしれず、見回りのときも心配しています」と話していました。

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