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【プロ野球】

金本 きょう引退試合 番長と真剣勝負だ

2012年10月9日 紙面から

 9日のDeNA戦(甲子園)が引退試合となる阪神・金本知憲外野手(44)が8日、21年間の現役生活で最も多く対戦した三浦とのガチンコ勝負で有終の美を飾ると決意を込めた。

 「最後は三浦で締めくくりたい。普通に真剣勝負をしたい」。いよいよラストゲームが迫った金本が思いを込めた。三浦とは過去286打席(250打数73安打、打率2割9分2厘、15本塁打)と最も多く対戦している。これまでを振り返り「第1号(93年のプロ初本塁打)でしょう、40本目(05年に到達した40号本塁打)でしょう。もう飽きてくるくらいやって。それだけオレも長くやったし、アイツもケガとか長期離脱とかなく投げきったピッチャーやから。オレも尊敬していたし、認めていた」。ライバルであり戦友でもあった。

 この日、現役最後の全体練習に参加して36スイングでサク越えを2本放って刀を研いだ。2桁勝利が懸かっている三浦に対し、金本も長嶋茂雄氏の通算打点1522まで「1」と迫ってラストゲームを迎える。「最後、点差が開いたら打たせて、と言っておいて」とジョークを飛ばしたが、お互い引けない状況で鉄人VSハマの番長のラスト対決が実現する。金本が最高の舞台で燃え尽きる。 (中谷秀樹)

 

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