最後の飛翔です
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早朝の登校時に先生とご挨拶。
「調子どうですか」と心配していただいたので
「ボチボチです」と答えたかったところですが、頭に浮かんだのは
卒業研究発表までの時間がない、ということ。
時間がない、データもないというのが事実ですが、これでは語呂が悪い。
「時間がない、データがない、やる気もない」とお返事いたしました。何事も三つそろわないと躍動感が出ないですからね。
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薬学部6年生の皆さん、こんにちは。皆さんは卒業研究の真っ最中ですか。卒業試験の真っ最中ですか。
さて、今年3月におこなわれた第97回薬剤師国家試験。ひとつ上の先輩が受けたわけですが、自分たちも大学でその問題を解かされました。
春の大型連休前だったでしょうか、大学の教授から問題と解答のPDFファイル、解答用紙のExcelファイルがメールで送られてきました。問題を解き、自己採点して、その結果をExcelに入力し送り返せと。
で、実験の合間にそれを実行し教授にメールで送ったところ、しばらくして、解答の集計結果が研究室の教授経由で返ってきました。
なぜに、指導教官の目に触れさせるのだ。
結果は一応合格。なんだ、新国試、恐れるに足りずと、タカをくくっていたわけですが、最近になってびっくり。97回の解答結果を自己集計してみると、一般問題の薬理で足きり。結果、見事に不合格です。
送られてきたExcelの自己採点入力ファイル、正解には"1"を不正解には"0"を入れるルールだったのですが、一ヶ所入力ミスで"14"を入力していました。薬理分野で+13点の下駄を履かせる結果に。
97回が余裕で合格というのはまやかしでした。
おそらく先生のExcelファイルでは正答を
=sum(A1:A10)
で合算したのでしょう。自分なら
=countif(A1:A10,">0")
で合算するかな。加えて、正答と誤答を合算し問題数と一致するかチェックしておきます。入力漏れがあるかもしれませんからね。
とまぁ、話が長くなりましたが、第97回薬剤師国家試験は甘くなかったぞ。
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自民党の新総裁は潰瘍性大腸炎だったそうですが、2年ほど前に発売された新薬で劇的に体調が良くなったのだとか。
あれ、新しい薬が開発されたという記憶はないのだが。
と思って今日の治療薬をひもといてみると、どうやらその新薬は商品名「アサコール」。成分はメサラジン。
メサラジンと言えば古くからある潰瘍性大腸炎やクローン病に適応のある「ペンタサ」と同じではないか。成分は同じだけれど、剤形が違う薬なのですね「アサコール」は。
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最近は特にイベントもないのでブログネタに困る。かといって、更新を怠っていると読者も激減していくだろうから、何か書かねば。ここはこのブログの基本に戻ってキャンパスライフを紹介しよう。
ということで、今回は11セメスターの成績。
No |
時間割コード |
開講科目名 |
評語 |
1 |
020141 |
知的財産法1 |
欠席 |
2 |
071061 |
薬事法規 |
S |
3 |
071062 |
日本薬局方概論 |
S |
4 |
071063 |
臨床薬学特論I |
S |
5 |
071064 |
臨床薬学特論II |
S |
6 |
071066 |
臨床薬学特論IV |
S |
7 |
071071 |
生物物理化学 |
S |
8 |
071076 |
生物分析化学 |
S |
9 |
071088 |
毒性学特論 |
A |
10 |
071097 |
医薬情報解析学特論 |
S |
11 |
271019 |
応用環境生物学特別講義 |
S |
12 |
271075 |
発展途上国における感染症の現状と対策 |
S |
13 |
360118 |
メディア技法と表現リテラシー |
S |
S判定の自慢みたいに見えるが、けしてそうではない。6回生の講義がいかに楽か説明していこうと思う。
この中で選択必修は臨床薬学特論のIとII、IV。どれも出席していてディスカッションに参加していれば単位は取れる。楽勝である。薬学科の学生は臨床薬学特論IからVのなかから3科目3単位を選択しなければならない。IIIとVは受講していないが、おそらく楽勝であろう。
薬事法規。これは外来の非常勤講師の方が担当。成績評価は出席状況が15%、期末試験が85%とシラバスには記載されている。出席は100%だったので15点ゲット。しかし、試験がダメダメだった。過去問が手に入らなかったから。問題用紙を回収されたから正確ではないが、自己採点では正答75%ぐらい。先のウエイトで計算するとトータル78点である。予想ではB評価だが、まさかのS判定。
この講義、薬剤師として知っておかなければならない法律関係が配布レジュメにわかりやすくまとめられている。講義自体はレジュメを淡々と読む形式なので、同級生からレジュメをコピーさせてもらうだけで十分か。
日本薬局方概論も同様に外来の先生が担当。成績評価は定期試験が80%、出席状況が10%、授業態度が10%のウエイト。自分は出席状況が皆勤だったので10点はゲット。授業態度で減点はないだろう。毎回睡眠学習していたが。期末試験は薬事法規にも劣らず悲惨な状況で自己採点は60%ぐらいか。
言い訳すれば、過去問が手に入らなかったからだ。しかも、試験のヤマが外れた。薬剤師国家試験過去問の局方関連を繰り返し解いていたが、そんな問題は半分も出なかった。メインは薬局方の通則。これに関する問題が半分以上だった。さらに、局方の章割構成、収載されている医薬品数など日本薬局方に関するマニアックな問題ばかり。当たり前といえば当たり前なのだが。
ウエイトをかけて計算すると予想では68点。C評価であるが、こちらもまさかのS判定。
どうしてこうなった。シラバスにアクセスできる方はおわかりだろうが、特論と薬事法規、日本薬局方概論は担当教員がすべて同じ方。実際に講義される先生とは異なりオーガナイザーはまた別の先生なのである。この先生が成績評価を入力しているのだろう。いやぁ、優しいです、ETK先生。
来年の6年生にこれだけは言いたい。特論とこれらの講義は頑張らなくてOK。とりあえず、出席して名簿に名前だけは書いておくこと。
これ以降の講義は6年制の選択科目だが、大学院修士課程向けの講義と同時開講。大学院向けの講義ということで、推して知るべし。出席していて、レポート課題を提出していれば単位は保証される。まぁ、10中8、9はS評価です。極論すれば出席も2、3回でOKでしょう。レポートさえ出せば。
生物物理化学、生物分析化学、医薬情報解析学特論すべてA4一枚程度のレポートでSがゲットできた。
理解できないのは毒性学徳論。レポートを二つほど課されたうえに、少人数グループに分かれてのプロダクト作成と発表、期末試験のフルコース。大学院向けなのにヘビーである。院生にもなれば自分の研究で忙しいのだから、講義はそこそこにして欲しいとすべての学生が感じているはずである。
しかも、約束のS評価を無視してA評価。
思えば、レポートや期末試験には講義で教員が主張していたこととはちょっと路線の違う論旨を展開したのが原因であろうか。意見を書けという問題に、講義内容と違うからといって減点するのは無しだよな。
とまぁ、例外もあるけれど6年制課程の5、6年次に配当されている選択科目はヌルイ科目ばかりである。必修科目の単位が足りないヒトにはS評価がねらえるのでお勧め。しかし、本当に話の内容に興味がない限りは睡眠学習か内職になりがちなのでお勧めはできない。
上記表の1番と11-13番の講義については他部局開講の講義なので、また記事を改めて。
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8月某日、就活が終了しました。順調にいけば、来年4月からは病院薬剤師として働くことになります。
某月某日、病院薬剤部を見学。その約一ヶ月後にその薬剤部の選考試験、その約一ヶ月後に内定をいただきました。この時点で別の病院の筆記試験が通っていて、面接試験の日程に関する通知を受け取っていました。その辞退の電話を入れたのが8月某日。この電話で暑い盛りの短い就活が終了です。
職に関することはブログではおいそれと書けません。詳しい話はリアルワールドでご質問いただければ幸いです。
年齢的なビハンドもあり就活はかなりの苦戦を予想していましたが、4年制から6年制へ新課程移行期の薬剤師不足と本年4月の診療報酬改定における病棟薬剤業務実施加算に助けられ、なんとか落ち着き先を見つけることができました。
ここまで元気づけてくれたすべての方々に感謝感謝であります。
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薬学部図書室にあるコンピュータで応用環境生物学特別講義のレポートを書いていたら、その担当の先生が突然尋ねてきた。
きみ、レポート出した?8日締め切りだよ。
とのこと。えぇ゛、インストラクションには10日締め切りと書いてあるのだが。まぁいいや、どうせ今日中に書き上げて提出するつもりだったし。
申し訳ないです、今日中に提出します。
と答え、実際に2、3時間で書き上げる。なんか、6年間の学生生活で、一番いい加減なレポートだったかもしれない。申し訳ないです。
と言うわけで、シュナッペルの11セメスターが終了。金曜日と土曜日にかけてちょろっと実験すれば、お盆休みである。
100日連続ブログ更新挑戦中。102日目。
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