宮城のニュース
偽権利証で詐取容疑 少年ら5人逮捕 宮城県警など
実体のないペーパーカンパニーの偽の利益配当権利証を購入させて現金をだまし取ったとして、宮城県警などは8日までに、詐欺の疑いで、東京都豊島区の無職松本尚弥容疑者(32)ら少年1人を含む5人を逮捕した。 捜査関係者によると、5人は共謀して5月、大阪府の男性(76)ら2人に「権利証を買えば年利6〜12パーセントの配当が得られる」とするペーパーカンパニーの資料を送付。その後、別の架空会社の社員に成り済まし、電話で「購入すれば当社が高額で買い取る」などと勧誘し、2人から購入代金計600万円をだまし取ったという。 犯行グループは、ペーパーカンパニーと架空会社の社員を名乗り、互いに被害者への勧誘を繰り返し、購入金額が増えるようにしていたという。 逮捕された5人のうち、仙台地検は詐欺罪で少年以外の4人を起訴している。
2012年10月09日火曜日
|
|