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2012年8月31日

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「新しい靴を買わなくちゃ」(日本映画):アラフォーを過ぎた中山美穂が主役では全体の甘くホロ苦いロマンスがぶち壊し

 昨日(30日)はG内閣に対抗する元会長グループとの初顔合わせ。(これ以下の記事はFCJ代理人、横木雅俊弁護士より「法的措置」をとると言われ削除する)

 成程こういう低予算映画で豪華に見せる方法もあるものだ、と感心する。登場人物は4人、セン(向井理)はカメラマン。妹のスズメ(桐谷)に付き添ってパリまで来たら、ホテルも教えないままに恋人カンゴ(綾野剛)のもとへタクシーで行ってしまう。途方に暮れたセンがセーヌの畔で偶然出会って助けを求めるのがアオイ(中山美穂)。パリ在住のフリーペーパーの発行人。
監督・脚本の北川悦吏子は水を得た魚のように、手持ちのHDハンドカメラを駆使しながらパリの街中をセンとアオイを自由に動かし(即興のセリフもOK)3日間の行動を追う。
 エッフェル塔、オベリスク、凱旋門、ジャンヌダルク像、シャンゼリゼなどルイヴィトンの本店はどう、日本大使館からホテルへの道はどう、ノートルダム寺院はどう、とアオイに解説をさせながら紹介している。
 タイトルも洒落ている。二人の会う切掛はセンが落したパスポートをアオイが踏みつけてパンプスのヒールが折れる。このパンプスが取り持つ縁で二人のロマンスが始まるのだが、不思議なタイトル「新しい靴を買わなくちゃ」はだから洒落ていて興味を引く。

 アオイは2歳ほどセンの年上だと言う想定で予想通りロマンスが芽生える。ストーリーには別にいちゃもんをつけないが、中山美穂42歳が向井29歳に酔って迫る勢いは年増ババアが幼児を強姦するような恐怖を覚える。
 はっきり言って中山はミスキャスト。いくら若作りをしても無理ですよ。目じりの皺、張りの無い皮膚、弛んだボディライン、やはり42歳子持ち女の表情しか出来ない。フランス在住でフランス語ペラペラの役柄だからとイージーなキャスティングをしてしまった北川とプロデューサー岩井俊二の失敗でしょうね。
 それにあれだけ盛り上がり3晩も一緒に過ごして肉体関係が出来ないなんて大人の男女でありえない。(観客としては中山の垂れたオッパイを見せられなくて助かったのだが)ストーリー通り情熱が高まり抱き合って寝たのに何も起こらないなんて小学生の遠足じゃないんだから。(旦那の辻仁成が撮影現場に来て焼き餅を焼いたか?)
 スズメとカンゴのエピソードは付け足し程度で中途半端、あんな物語は蛇足に過ぎず入れる必要は無い。敢えて挿入するのだったらもう少し深耕しなくては。「結婚しよう」「出来ない」「あ、そう。別れましょう」バカじゃないの。
 カメラマンのセンの過去、アオイの一度の結婚と子どもの話。ストーリーとしては聞かせて泣かせる話だが、向井は良いが中山が何度も云うが悪い。アオイはディズニーランドが出来る2年ほど前に生まれたと言う想定なら30歳位の設定だが、12歳も違うとシラけ感情移入も起こらない。

 10月6日より丸の内東映他で公開される。

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