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「カルロス」(CARLOS)(フランス・ドイツ映画):70〜80年代を怒涛のように駆け抜けたテロリスト・カルロスの半生記

 僕はある慈善団体(OSJ)の理事長をしていて東南アジアに多い口蓋口唇裂(みつくち)の子供たちのために日本の医師団を派遣して無料の手術を受けさせている。困っている人弱い子供たちに手を差し伸べるのが自分たちの義務だと心から信じている。
僕の友人たち、FCCJの従業員36人もが路頭に迷っているのを見過ごすことは出来ない。「都労委」で法的手続きをしているが、彼らは法的強制力が無い都労委など歯牙にもかけず(これ以下の叙述は外国特派員協会(FCCJ)会長バウムガードナーの警告により削除)
 日曜に受け取った外国特派員協会(FCCJ)ジョージ・バウムガードナー会長の僕への「警告状」で一番驚くのは「本協会は会員による人種差別的言動には厳しく対応してきたところです。しかし同ブログには悪質なる人種差別的言動が含まれています」。T従業員への人種差別的態度から発生した傷害事件(これ以下の叙述は外国特派員協会(FCCJ)会長バウムガードナーの警告により削除)

「公益法人移行」や三菱地所の申し入れを受けて「丸ビル移行」について従業員組合UPCは抵抗している訳では無い。ただひたすらに従業員の斬首に反対し自分たちの生活を守ろうとしているだけだ。
(これ以下の叙述は外国特派員協会(FCCJ)会長バウムガードナーの警告により削除)
再び海軍兵学校の五省「至誠に悖るなかりしか」。
(これ以下の叙述は外国特派員協会(FCCJ)会長バウムガードナーの警告により削除)

 前置きが長くなったが今日の映画は5時間半の長尺「カルロス」。もともとフランスTV局CANAL PLUSのミニシリーズ三部作。それを劇場用に短いのは140分、長いのは330分の2本があり、カンヌでの特別上映した長い分を日本で公開するのだ。

 日本では余り知られていないが通称「カルロス」ことイリッチ・ラミレス・サンチェスの半生記。1973年ロンドンで大物財界人を殺害からはじまった欧州中東アフリカを股にかけて暴れ廻り、冷戦終了後どの国からも声がかからなくなり、1994年ハルツームで入院中フランスの特殊部隊に逮捕されるまでの20年間を描く。その間テロ14件、殺害83人、負傷者100人以上と言うから完全に狂ったテロリストだ。
 1部(98分)ではベネズエラの活動家サンチェスがコード名「カルロス」を名乗りプロの革命家としてのし上がって行く過程を描く。日本赤軍派のハーグフランス大使館襲撃の支援、オルリー空港でのイスラエル機砲撃、パリのトゥーリエ街の警官殺しなどをアクション劇で描く。
 2部(106分)がカルロスの名を一躍世界に広めた事件だ。西独革命細胞(RZ)パレスチナ解放人民戦線(PFLP)と連携しウィーンのOPEC本部を襲撃する。サウジアラビアのヤマニ石油相などアラブ諸国の有名政治家たちを人質にしてオーストリア航空機に詰め込む。アルジェリア、リビア、チュニジアなど拒否する国や受け入れる国を飛びながら世界のマスコミに訴え一躍ヒーローとなる。しかしアルジェリアから20Mドル(18億円)の大金を引き出すとあっさり人質を解放するカルロスに毀誉褒貶の嵐。
 3部(115分)はカルロスの女関係が描かれる。妻と愛娘を設けながら女にもてることを良い気になり浮気をしまくる。愛人のドイツの医学生を連れ回しながら売春婦と戯れる。英雄色を好むとは良く言ったものだ。だがベルリンの壁が崩れ冷戦が終わるとテロリストや革命家はどの国も要らなくなる。信じていた国から次々と追放されるカルロスは哀れだ。遂に1994年8月、スーダンで入院中フランス官憲に捕えられパリへ送還される。

 カルロス扮する無名の俳優、エドガー・ラミレスが熱演。1部に登場する20代のスリムで精悍な青年が3部ではブクブク太りヨタヨタ歩き体脂肪を抜く手術を受ける。その体重差が35ポンド(16キロ)ある。「夏時間の庭」など質の高いアート系の映画を送り出しているベテラン監督オリヴィエ・アサイヤスのスピーディな演出が良い。シーンを長く引っ張らず暗転で全く別の場面への転換は鮮やかだ。実話だけにテロシーンは強烈なインパクトがある。だがTV映画なのでカルロスの好色面は露骨に描かれていないのが残念だ。やはり茶の間に入る画面はアクションにしてもベッドシーンにしても穏やかだ。制作費は$18M(14億円)ハリウッドに較べればChicken food!

 ヒマな時間が6時間あればこの映画はお勧め、カルロスは未決で監獄に入っている。
 9月1日より渋谷のイメージフォーラムで5週間限定公開される。

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FCCJ会長よりファックスで2度目の警告書が送られて来た。明日正午までに削除し謝罪しなければ法的措置をとると。
こちらから文書でどの部分が「事実誤認」で誰に「名誉棄損」か聞いているが返事が無い。事実を確認しながら書いているので謝罪はしないが、削除はやむを得ないかもしれない。

2012/8/7(火) 午後 2:18 [ kj3*96*12 ]

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元従業員W・ハンター氏がフェイスブックに僕と同様の記述をしたら、FCCJからの脅しがあり現雇い主へ警告文を送ると言われ、キャンペーンを止めざるを得なかったと。まともなことが出来ないのに脅しだけは一人前だ。

2012/8/7(火) 午後 2:21 [ kj3*96*12 ]

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名誉毀損は、事実であれ虚偽であれ成立しますからねぇ〜

普段、紳士ヅラしながら権威を振りかざしているエセジャーナリストの裏の顔が見られて非常に興味深かったので残念です。

しかし、質問にも答えずに「法的措置」とは…
新聞や週刊誌を訴えるブラック企業と変わりないってコトなんですね、日本外国特派員協会ってところは。

所詮、戦後に出来た進駐軍従軍記者が植民地に来て、敗戦国の住民には何をして良いと思ってるのでしょう。
沖縄の少女を暴行した海兵隊員と変わりませんね。
こういう事例は、外資系企業に実に多いです。

あぁぁ…、日本人もいたんですよね。
誇りも見識も思いやりも持たず、権威や権力や財力に魂を売った人間はクズですから、実に嘆かわしいものですね。

とりあえずは、記述内容と表現方法に配慮して、記事を修正してみるのではダメなのでしょうか?
表現の自由は憲法で保障されています。

2012/8/7(火) 午後 9:09 [ bla*e*14* ]

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御忠告ありがとう。全面削除を考えていたのですが、伝聞醜聞と綽名は謝罪の上削除します。ただ自分が見て体験した2日のトラブルとT従業員が暴行を受け傷害を負った件は本人から事情を聴き「診断書」を見ているのだから、削除も謝罪もあり得ないと思います。それでも除名などの法的措置を取ろうと言う構えかもしれませんが。

2012/8/7(火) 午後 10:10 [ kj3*96*12 ]

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