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2012年10月5日

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「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」(CIRQUE DU S0LEIL:WORLD AWAY)(米・加映画):ベラ―ジオの「O」のショウを中心に華やかなパフォーマンスの数々

 FCCJに関しては改めて明日早朝(と言うか今晩深夜)に(これ以下の記事はFCJ代理人、横木雅俊弁護士より「法的措置」をとると言われ削除する)


 一番初めに「シルク・ドゥ・ソレイユ」(太陽のサーカス)の名前を知りその人間技と思えないパフォーマンスに驚いたのは10年以上前に見たNYマンハッタンの68stとBwayにあるIMax劇場で上映された「CIRQUE DU SLEIL Journey of Man」だったと思う。ジャングルで生まれた赤ん坊が本能的にアクロバティックな技を覚え成長するにつれ磨きがかかり果ては「シルク・ドゥ・ソレイユ」の演者になると言う物語だったと思う。僅か40分にも満たない短編だったがただただ圧倒された。

本社は現在カナダのモントリオールにあるが、歴史を紐解けば1980 年代の初め、ケベックシティの北に位置するセントローレンス川左岸でジル・サンクロワが中心となって作った「Les Échassiers de Baie-Saint-Paul」(ベ・サン・ポールの竹馬乗り)というパフォーマンス集団が、竹馬乗り、ジャグリング、ダンス、火吹き、音楽などを披露しており近在の人々を驚かせていた。「シルク・ドゥ・ソレイユ」の創設者でCEOギー・ラリベルテも参加していた。1984 年、ケベック州はジャック・カルティエのカナダ上陸 450 周年記念式典を開催する「シルク・ドゥ・ソレイユ」がケベック州をツアー公演したのが端緒で広まったサーカス。
今では世界300都市で公演を行うパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」になったが2000年のIMax上映以外では「サルティンバンコ」(94年)「ドラリオン」(00年)「アレグリア」(01年)「ヴァレカイ」(03年)などが殆どDVDになって見られるが、僕は映画では見ていない。代々木のテント劇場でダイハツ、日産やKDDIがスポンサーとなって「アレグリア」「キダム」「ドラリオン」「コルテオ」などを実際に見ている。舞浜のディズニーランド内に常設館が出来て「ZED」は興奮したが、どう云う訳か客が入らず昨年末で閉館になり淋しい限りだ。
そこでこれから公開されるシルクの神技を3D映像で楽しめる作品が上映だれるニュースが飛び込み内覧試写に勇んで駆けつけた。
3Dのパイオニアであり「タイタニック」や「アバター」などのヒットメーカー、ジェームズ・キャメロンが製作を担当し、『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソンが監督を務めている。大作を撮るスタッフたちだ。映画の中ではラスベガスの人気ステージ「O(オー)」「VIVA ELVIS」(シティセンター)や「KA(カー)」(MGM)「LOVE(ラブ)」「ミスティア」(トレジャー・アイランド)などを中心に、7つの世界をつなぐ愛の物語を描く。特にLASで一番人気、ベラージオ「O(オー)」が中心に描かれている。81名のパフォーマーと570万リットルの水が使われ空中と水上で豪華華麗なショウには目を瞠る。因みにチケットは安くて9千円、高いのは1万61千円。ミラージュの『LOVE(ラブ)』はビートルズの曲「All You need is Love」をテーマに本物のVWビートルズが舞台を駆け巡りアクロバティックな演技が車の上で見られる。ビートルズが最も人気があると死をテーマにシルク・ドゥ・ソレイユが空中と水上で繰り広げる当ショーは数々のテ
見どころはショウそのものだが、一応物語構成になっている。ふらり田舎町に辿り着いた足取りの重い女性、ミア(エリカ・リンツ)。通りかかったピエロに渡されたチラシの空中ブランコの写真に導かれショーが行われるテントへ向かった彼女は、リハーサルをしている空中ブランコ寸前の一人の青年がチラシの人物だと気づき、思わず互いに見詰める。青年は空中のブランコを握り損ね落下する。慌てて助けようと駆け寄るミアだが、青年は空中ブランコの高みから砂の上に落ち、砂に大きな穴が開きその中にミアも引き摺り込まれるように呑まれる。「不思議な国のアリス」を思わせる。そこで彼女は、見たこと のない不思議な世界で目を覚ます。そしてさまよい歩きながら、消えた運命の青年を探し求めるのだった。そしてその過程で「O」のショウを中心に数々の華やかな「シルク」のパフォーマンスを次から次へと観客を魅了する。改めて書くまでもないが)
最後に白いドレスの少女ミアと白いタイツの青年との空中デュエットは白鳥が戯れているかのように耽美的なエンディングに相応しい。ミア役のエリカは女優にしてはブスだと思っていたがパフォーマーだった。遠景で空中で踊る限り美しいデュエットには問題は無い。
10月20日に東京国際映画祭で上映される。アメリカでは12月21日に小屋を絞って限定公開の予定。

11月9日より有楽座他にて公開される。

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