バレンティン「フライドチキン禁止」の刑
2012年10月09日 16時00分
CSを前にしたヤクルトが、主砲のウラジミール・バレンティン外野手(28)を働かせるため“好物”を禁止しようとしている。
気分屋のバレンティンの操縦に首脳陣はとにかく頭を悩ませており、小川監督を「シーズン通して(やる気の)波がすごい。なかなか集中力が持たない」と嘆かせる事態となっている。
今後に控えるCSでも当然、爆発力のある主砲の力は欠かせない。そこでチーム内では「いっそ、怠慢な態度を取った時はクラブハウスでのフライドチキン禁止令を出したらどうか」(チーム関係者)という案が浮上している。
それほどバレンティンのフライドチキン好きは有名で、遠征先でも関係者に頼んで購入することもしばしば。そんなこともあり「好きなものを食べられないとなれば、さすがにしっかりやるだろう」とチーム内では、引き締めにつながると考えている。
これまでも首脳陣が、様々な形で説得してもムラッ気が改善されることはなかったとあって、飛び出した奇策。CSに向け残された時間は少ないとあって、一日も早く操縦法を見つけたいところだ。