(cache) 乳児を戸外に遺棄　殺人容疑で１５歳の少女逮捕／狭山署

2012年10月3日(水)

乳児を戸外に遺棄　殺人容疑で１５歳の少女逮捕／狭山署

　県警少年捜査課と狭山署は２日、殺人の容疑で、狭山市の県立高校１年の少女（１５）を逮捕した。

　逮捕容疑は、９月２３日未明、自宅で出産したばかりの男児を窓の外に遺棄した疑い。男児は同日午前９時ごろ、死亡しているのが発見された。

　同課によると、同日午前４時ごろ、少女が同居する母親に「出血が止まらない」と訴えて１１９番。救急車で病院に搬送されたが、診察した医師が胎盤はあるのに出産したはずの胎児が見当たらないことに気付いて狭山署に通報した。

　男児はトレーナーに包まれて少女の部屋の窓の外の植え込みに置かれていたが、雨で戸外の気温は低く、同署員が発見した時は既に死亡していた。

　少女の母親は８月ごろ、妊娠を疑ったが、少女に妊娠検査薬の陰性結果を見せられていた。少女は「出産した覚えはない」と容疑を否認しているという。