RT-7000 | Tomey corporation

特長

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レフ・ケラト・トポグラフィーの3つの測定が可能

レフラクトメーター、ケラトメーター、トポグラファーを1台に集約。検査毎に席を移動する必要が無いので、高齢者や子供さんも負担なく検査を受けることができます。

ワンタッチでライトコーンが測定ヘッドから姿を現し、
レフケラトメーターがトポグラファーに変身します。

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タッチアライメントによる簡単操作

被検者に大きく目を開けてじっとしていただく。そんな時間を少しでも減らしたい。タッチアライメントなら中心合わせは画面を指で触れるだけ。あとはオートアライメント・オートショットですぐに測定が始まります。

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広視野の固視標

調整の介入を防ぐため、より自然な状態で固視できるよう、固視標の視野を広くしました。

IOL/白内障モード

IOL挿入眼や白内障眼のように測定が困難な場合は、被検眼の状態に合わせ、IOLモードまたは白内障モードに切り替えられます。

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専用モードで角膜径・瞳孔径が同時に測定できます。

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あご受けは手元のスイッチで上下でき、あご受けの高さは、画面のインジケータに表示されます。

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「角膜不正乱視表示機能」-角膜検査の新たな流れ-

角膜不正乱視表示機能を搭載。ケラトメーターの可能性を広げました。従来のケラトメーターで困難だった、角膜不正乱視の程度を計測します。

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ケラト測定と同時に角膜不正乱視を表す指数KAl、KRlと、その程度をA、B、Cの3段階で表示します。

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photo04.gifオートショット / オートアライメント

オートショット / オートアライメントにより誰にでも簡単に測定が行えます。
検者のくせや習熟度の差による測定結果のばらつきを軽減できます。

カラーコードマップ

アブソリュートマップ、デュアル(両眼表示)マップなど診断に有用なカラーコードマップを表示します。

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コンタクトレンズ選択機能

角膜形状解析と同時に測定したケラト値から記録されているコンタクトレンズの銘柄別にトライアルレンズの規格を表示します。

角膜離心率CEl

CEI:CorneaI Eccentricity lndex
角膜中心から周辺への扁平化の比率を数値化した指数です。
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被検者を6秒または10秒間開瞼させ、角膜上にマイヤーリングを投影し一定時間ごとに撮影します。
時間とともに変化するマイヤーリング像を解析し、涙液層の変化として数値とカラーコードマップで表示します。

特長

・ オートアライメント機能により簡単に測定が行えます。
・ TSAS⇔レフケラモードの切替えは画面の表示をタッチするだけです。
・ フルオレセイン染色などが不要な非接触/非侵襲的検査です。
・ 結果は分りやすいカラーコードマップにより表示できます。カラープリントや画像データとして出力可能です。

解析結果

photo08.jpg■RBUTマップ(ドライアイ疑い) 
RBUTマップは多彩な色となり、RBUTは0.4秒と短い








photo09.jpg■RBUTマップ(正常) 
RRBUTマップは単色で、RBUTは5.5秒と長い








・RBUT(Ring Breakup Time)
涙液層の乱れによりマイヤーリング画像に変化が起きるまでの時間を示します。
・Ring Breakup Map
Ring Breakup(マイヤーリング画像の変化)が起きた位置と時間をカラーコードマップに表します。
色はRing Breakupが始まった時間に対応しています。

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  • USB-Dポート
    • Pict Bridge対応プリンターに接続して、トポグラフィー画像をカラー印刷できます。
  • USB-Hポート
    • バーコードリーダまたは磁気カードリーダーを接続して、被検者IDを入力できます。
  • LANポート
    • 付属のDataTransferをパソコンにインストールすると、検査結果に被検者lD付加したファイルをパソコンヘ保存することが可能です。

仕様

他覚屈折力測定 球面屈折力

-25.00D~+22.00D(VD=12.0mm)

円柱屈折力

-10.00D~+10.00D(VD=12.0mm)

乱視軸角度

0°~180°

測定時間 0.2秒(データ取り込み時間)
最小瞳孔径 φ2.2mm
角膜曲率半径計測 測定範囲 5.00mm~11.00mm
角膜屈折力 30.68D~67.50D(n=1.3375)
角膜乱視量 0D~10.00D(n=1.3375)
乱視軸角度 0°~180°
測定領域 角膜上φ3mm(R=8.00mm)
測定時間 0.1秒(データ取り込み時間)
角膜形状解析 表示範囲 9D~100D
測定範囲 φ1.0~8.0mm(R=8.00mm)
カラーコードマップ 片眼、両眼表示、乱視軸表示
マップスケール 絶対スケール/標準スケール
測定リング本数 15本
測定ポイント数 最大3708点
測定原理 ライトコーン方式
PD(瞳孔間距離)計測
角膜径・瞳孔径測定
プリンタ方式

内蔵サーマルラインプリンター

デジタルカラープリンター(オプション)

データ出力 可(LANポート/USBポート×4)
寸法 305mm(W)×493mm(D)×502mm(H)
電源 AC100V 50/60Hz 120VA
重量 20kg

オプション

※仕様・外観等は予告なしに変更する場合があります。

トーメーニュース

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タイトル
著者
愛媛大学医学部 眼科学教室 山口昌彦
発行
トーメーニュースVol.35(2004.11.1 発行)

文献情報

タイトル
TSAS(Tear Stability Analysis System)
著者
後藤智子ほか
発行
新しい眼科. 21(7):929-930,2004