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2012年10月8日(月) 19:40 |
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秋の高校野球岡山大会準決勝
来年春のセンバツ出場への資料となる秋の高校野球岡山大会は8日、倉敷マスカットスタジアムで準決勝2試合が行われました。 玉島商業と関西が勝ち中国大会の出場を決めました。
第一試合、玉島商業は2回表ノーヒットで、1アウト3塁のチャンスをつかみます。 しかし、7番三村がスクイズを空振り。 玉島商業、先制できません。 興譲館は4回裏、相手エラーなどで1アウト2塁。 5番宮地のセンター前ヒットで2塁ランナーがホームを狙いますが、ここは玉島商業のセンター山本が好返球で得点を許しません。 両チーム共に決定打を欠き試合は延長へ。 迎えた10回裏、興譲館は2アウトながら満塁とサヨナラのチャンスを迎えます。 しのげるか、1年生ピッチャー家森、フルカウントから興譲館の4番入江をショートフライに討ち取ります。 すると玉島商業は、11回表、ピンチを凌いだピッチャーの家森がライト前ヒット、続く1番川上は初球を右中間へ2ベースヒット。 1塁ランナーを迎え入れ、ついに均衡を破ります。 玉島商業はなおも1、2塁から3番重野がライト前タイムリー。 この回3点を挙げた玉島商業が興譲館を破り、44年ぶりに中国大会出場を決めました。
第2試合、関西は3回表、ノーアウト満塁のチャンスでバッターは3番小郷。 レフトへの犠牲フライで1点を先制します。 6回にも関西は追加点をいれ、倉敷商業を突き放します。 するとその裏、3点を追う倉商はツーアウト2塁・1塁のチャンスに6番上川畑が、ライトへタイムリーツーベースヒットを放ち、1点を返します。 しかし、その後は、エース児山がきっちり抑え、倉商を振り切った関西が中国大会出場を決めました。
香川大会決勝では、英明が高松商業を2対0で下して、秋の大会初優勝を飾りました。 また、3位決定戦を制した丸亀までの上位3校がセンバツ出場権をかけた四国大会に出場します。
岡山大会は9日、玉島商業と関西の決勝戦が行われるほか、興譲館と倉敷商業が中国大会最後の出場権をかけて戦います。
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