眠狂四郎 女妖剣
狂四郎を誘惑する美女が次々と現れる! 市川雷蔵主演のシリーズ第4作目。眠狂四郎は鳥蔵という隠れキリシタンから、浜松にいる信徒たちの聖女を守るよう依頼されます。一度は断りますが、その聖女が狂四郎の出生の秘密を知る人物と聞かされて……。
座頭市兇状旅
ドスの恨みに金の欲、群がる目あきがますます増えていつ抜く、どう斬る仕込杖! 突然“市”を斬りかかってきた男・喜助は、市の首にかかった賞金十両が目当てだった。夏祭りににぎわう上州下仁田を舞台に、市の仕込み杖が唸るシリーズ第4作。
新・悪名
戦後の闇市で朝吉が再び弱き者を助ける! チンピラ朝吉の活躍を描くシリーズ第3作目。前作に出演している田宮二郎や中村玉緒も再び登場しています。満州事変以来、十数年ぶりに復員した朝吉は、故郷の河内に帰ってきますが……。
新・忍びの者
五右衛門は生きていた! 声なく、姿なく、どこまで続く忍者の死斗! 秀吉暗殺に失敗し極刑に処せられた石川五右衛門は、家康の配下・服部半蔵によって救出され……。市川雷蔵主演のシリーズ3作目。
そもそも「大映」とは?
第二次世界大戦時。戦時統制の一環として小規模企業が整理されていくなか、映画業界でも再編・合併の動きがあり、1942年1月27日に「大日本映画製作株式会社」(大映)が誕生しました。
1950年代から、後に三大女優と言われる京マチ子、山本富士子、若尾文子、そして市川雷蔵、勝新太郎ら日本映画史に残るスターを名作とともに生み出してきます。
しかし映画製作の赤字不振の波には抗えず、2002年に角川書店に大映の営業権が譲渡され、2004年には社名を角川映画株式会社とし「大映」の名前は消失。
それでも日本映画が誇る「大映」作品は、今もなお映画ファンに愛され続けています。1942年の誕生から70周年を迎える今年、輝きを失わない「大映」の名作たちに再注目してみてはいかがでしょうか。
看板スターについて調べる!(Yahoo!映画ページへ)
- 大日本映画製作株式会社として誕生。
- 初代社長に作家の菊池寛が就任。
- 社名を 大映株式会社に改める。
- 永田雅一が社長に就任。
- 三益愛子主演「母物シリーズ」が始まり10年続く大人気シリーズとなる。
- プロ野球球団「大映スターズ」発足。
- 『羅生門』(黒澤明監督)がヴェネツィア国際映画祭グランプリ受賞。
- 『雨月物語』(溝口健二監督)がヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。
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- 『地獄門』(衣笠貞之助監督)がカンヌ国際映画祭グランプリ受賞。
- 『山椒太夫』(溝口健二監督)がヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。
- 歌舞伎の世界を離れた市川雷蔵と勝新太郎が入社。
- 社内に大映テレビ室を設けて、テレビ映画の製作に乗り出す。
- 『悪名』(勝新太郎主演)公開。
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- 『座頭市物語』(勝新太郎主演)公開。
- 『忍びの者』(市川雷蔵主演)公開。
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- 戦後の大映の大黒柱・長谷川一夫が大映を退社。
- 『眠狂四郎殺法帖』(市川雷蔵主演)公開。
- 勝新太郎、市川雷蔵、田宮二郎の活躍で観客動員数を伸ばす。
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- 『大怪獣ガメラ』公開。大ヒットし人気シリーズとなると同時に、大映の特撮技術の高さを内外に知らしめる作品となる。
- 勝新太郎主演『兵隊やくざ』公開。
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- 『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』『大魔神』を2本立てで公開。
- 勝新太郎主演シリーズ「座頭市」「兵隊やくざ」「白い巨塔」「大魔神」がヒット。
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- 看板スターだった勝新太郎が勝プロを設立して独立。
- もう一人の看板スター、市川雷蔵主演の本格的な和製ハードボイルド『ある殺し屋』公開。
- 谷崎潤一郎の代表作の、3度目の映画化となる『痴人の愛』公開。
- 勝新と並んで二枚看板だった市川雷蔵が、『博徒一代 血祭り不動』撮影後に37歳で死去。
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- 日活と配給網を統合し、ダイニチ映配を設立。
- 関根恵子(現・高橋恵子)主演『おさな妻』公開。『しびれくらげ』『十代の妊娠』など若者向けのシリーズを製作。
- 大映株式会社破産。
- 徳間書店傘下の子会社として大映映画株式会社設立。(後に大映株式会社と社名変更)
- 京都・太秦の撮影所を完全閉鎖し、跡地を売却。
- SF大作『首都消失』公開。
- 45億円の製作費を投じた、日中合作の超大作『敦煌』が公開。
- 25億円を投じた『おろしや国酔夢譚』公開。
- 平成ガメラシリーズ第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』公開。
- 『Shall we ダンス?』(周防正行監督)公開。この年の映画賞を総ナメにする。
- 徳間書店が角川書店に大映の営業を譲渡。株式会社角川大映映画が設立。
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- 角川書店の映像部門と再編し、社名から「大映」表記がなくなり角川映画株式会社に。
6/29 第1弾 リリース
- 勝新太郎「座頭市」シリーズ
- 勝新太郎の代表作である「座頭市」シリーズ18作品をまとめて楽しむならこちら。大映70周年記念価格 \2,940(税込)
- 市川雷蔵「陸軍中野学校」シリーズ
- 市川雷蔵の「陸軍中野学校」シリーズ全5作。1作目から「陸軍中野学校 開戦前夜」まで。大映70周年記念価格 \2,940(税込)
7/20 第2弾 リリース
- 市川雷蔵「眠狂四郎」シリーズ
- 市川雷蔵の代表作である「眠狂四郎」シリーズ12作品をまとめて楽しむなら、こちら。大映70周年記念価格 \2,940(税込)
- 勝新太郎「兵隊やくざ」シリーズ
- 勝新太郎の代表作である「兵隊やくざ」シリーズ8作品をまとめて楽しむなら、こちら。大映70周年記念価格 \2,940(税込)
大映70周年特集上映 開催決定!
11/23(金・祝)~12/21(金)
角川シネマ有楽町にて大映が誇る名作を一挙36作品上映!
予告編はこちらから>>
- 10/15(月)
- 「眠狂四郎 炎情剣」
- 10/17(水)
- 「第三の悪名」 「忍びの者 続・雲隠才蔵」
- 10/19(金)
- 「座頭市千両首」
- 10/22(月)
- 「眠狂四郎 魔性剣」
- 10/24(水)
- 「悪名市場」 「忍びの者 伊賀屋敷」
- 10/26(金)
- 「座頭市あばれ凧」
- 10/29(月)
- 「眠狂四郎 多情剣」
- 10/31(水)
- 「悪名波止場」「忍びの者 新・雲隠才蔵」
- 11/2(金)
- 「座頭市血笑旅」
- 11/5(月)
- 「眠狂四郎 無頼剣」
- 11/7(水)
- 「悪名一番」「新書・忍びの者」
- 11/9(金)
- 「座頭市関所破り」
- 11/12(月)
- 「眠狂四郎無頼控 魔性の肌」
- 11/14(水)
- 「悪名太鼓」「兵隊やくざ」
※配信スケジュールは一部変更になる可能性があります