チェルノブイリへのかけはし

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これからのバッシング

10月 9th, 2012 · No Comments

沖縄と福島でEMフォーラムがあり、昨年に加えて今年もベラルーシの科学アカデミーから発表がありました。
水に溶けるタイプのセシウムやら、有機化合物とくっつくセシウムやら、いろいろなメカニズムの分析があり、正直、やはり放射能の基礎研究をわかる人が聞いたほうがいいように思いました。ベラルーシと日本の土壌の質の違いによって、セシウムの移行率も違う。
かわいそうなのはねずみちゃんの動物実験です。
これは5つのグループにわけて、ねずみちゃんに放射線を照射して、その血中の酸化物質の変化を調べるものです。
いちばんいい結果が出たのは、EM1+EMG混合で照射前から飲んでいるグループです。
現在も実験を継続中です。こういう動物実験は、長い時間をかけて、次世代にわたるまでの研究が続きます。
主婦がついていけるのはそこまでで、やっぱりねずみちゃんに申し訳ないと思いつつ、こんな動物実験でどのくらいのスタッフがいるんですか?と質問してみました。
まず、ねずみを育てる関係係、放射線照射の施設(約200km離れたところまで)まで連れて行って、照射してくる、などなどそれだけで数人がかりでやるそうです。(日本と違って、契約社員はないから、労働人口は多いかも)
ただ、参加されていた杉本先生によると、結構な量を飲ませていたというので、それが人間となるとどうなのか、これは、自分たちで今は防衛していくしかないようです。
これから、フジテレビや朝日新聞によるEMバッシングが始まる可能性があります。
先日茨城県で、比嘉先生とお話会をご一緒にさせていただいたときに、フジテレビの報道部の下請け会社の取材がありました。
ずっとお話を一部始終撮っているからおかしいなとは思ったのですが、お母さんたちとお話を終えて、控え室にもどったら、比嘉先生に、陰湿な質問を繰り返していました。
なんじゃこりゃ~。「◯◯先生は、そんなはたらきないっていってんですよ~。」
こういう質問に答えるとしたら、◯◯先生に反論しなければいけないけれど、その資料も何も見せないで、「言ってんですよ~」というその記者の言葉を信じて発言しなければいけないという恐ろしい場面です。
無能な政治家などはこれにひっかかって、失脚してしまいますね。
しかし、比嘉先生は脳天気で、あきてなんか別のことを考えている雰囲気(これは私の実感)。
会場もあけなければいけず、主催者も困っているのに、しつこいので、私はとうとうプッツンきれて「あんたらシツレイなんだよっ!」と般若のような顔で気がついたら立ち上がって文句言った瞬間、でかいカメラをズームされたように思います。
ま、あれこれ、カットして、バッシングキャンペーンをすると思います。
昨日は800人ほどの二本松の会場で、それぞれボランティアでEM散布した人たちの事例発表がありました。
高くても低くても、その土壌やさまざまな条件の違いで、みんな工夫したりチャレンジしていました。
印象的だったのはいわき市の主婦の方の言葉ですね。冬の間、寒い中まいているうちに仲間がどんどんへってきて効果もなく、それでもまいているうちに夏に急に庭の一箇所が下がり始めたらどんどん引きずられるように下がり始めた。
0.2ぐらいまで今はさがったそうです。近隣地域の主婦たちが計測した家の数値は、驚きました。つまり、いろんな家で、放射能の数値が違うのです。
このごろかぶる、という言葉がよく出てきますが、いわき市あたりだと、風や雨などを得て少しずつ放射能値があがってくる。
市が発表している数値は、いちばん低い数値を発表していると。発表された方の家は0.2までさがりましたが、同じ高台に面している何もしなかった家ではどんどん数値があがって、0.7になってきたそうです。そのかたが気がついたのは自分の家には、かぶりがなくなってきた。つまり、数値があがらなくなってきたと。ここまで撒くには、相当の根性が必要ですね。(福島県の方はアクセスしたら、あちこちで活性液をボランティアの人がくばってくれます)。
しかしながら、地域全体でまかなければ意味がない。自分の家で、消防ポンプを使って、大量に自分の家や周囲の山林に散布している方も発表されていました。(住民が立ち退いた地域)
これからバッシングが出ればこのような事例をどんどんこき下ろして、ああでもないこうでもないと、科学者のコメントを使って叩くでしょう。
特に朝日の青森支局の記者は燃えています。どこかの学者の言葉を使って、EMが川を浄化してもEM団子だから、栄養があるから海を汚していると、書き立てています。どこの海ジャイ?
弱い者いじめしてんな~、東電がどんだけ海を汚しているか書かないくせに、六ケ所村がどんなに海を汚す施設かかかないくせに。
何十億という除染のお金が右から左に流れていく巨悪をたたけない、朝日やフジの金看板と、自分が同じと勘違いしている。
もううんざりだなぁ。
こんなことをやっている暇があったら、子供たちを安全なところに避難させて、健康診断してあげたい。
今は心からそう思う。
宮城県はタンローリーで学校などに巻いてくれる方がいますよ。だいたい36%下がると。何もしない学校では4%しか資源減なし。それで、日曜日にこっそり、学校の先生のいないところで校長先生がまっていて、誰にも知られないように散布していると。「汚染されている場所は私がよく知っているから」と校長先生がホースを自ら持って巻いていると。話す方も泣いてしまいました。なぜ、こんなことが自由にできないのか?ダメもとでいいじゃないの?もしも、保育園や幼稚園で希望するところがあったらおつなぎします。みんなボランティアなのに、まるで監視者がいるようです。
好き勝手にやって何が悪い。本当だったら国が子供たちを避難させるべきなんだよ。
のう胞ができても、大丈夫だとほったらかしておいて、窮鼠猫を噛むようにみんなやれることをやってみているだけなのに。
ただ、私は思う。朝日やフジの金看板を信じる人には、それでいいと思う。そういう人は、いつもそう。エライ人や有名な人についていく人。
こういう人はそれでいて人のせいにする。かわいそうだけど、放射能がある今は、そういう情報源を信じたら、寿命が縮む。
目の前にいる人が心地いいとか、この人の言っていることは本当かどうか自分で判断するというモノサシがない。
今回はタイから、あの洪水対策にEMを使って対応した発表がありました。
国ぐるみで、軍隊や住民が一体となって、EMを散布して、洪水の中にすべての汚水、ゴミが入り込んでいて悪臭や、ウィルスだらけだったのですがそこにEMやボカシ団子(EM肥料をまとめたもの)を投入して、水の浄化をした様子が発表されました。洪水の水が3ヶ月間、引かなかった地域もあるそうです。日本ならいかにそれが大変かわかりますよね?
いくら本当のことを伝えても、別の数値を持ってきたり画像を差し替えることで、どんなふうにも作れるでしょう。
そういうときが迫っています。自分をしっかりもって。
九州を訪問しているときにお聞きしましたが、ネットにいろんな画像をあげてくれたり中継してくださっているかたが、いきなり家宅捜索を受けたそうです。こんなことは絶対に許すことはできません。10月1日から著作権法がどうしたこうしたと出てきていますから気をつけて下さい。
ネットも閉鎖されるかもしれません。
そういう場合は、私たちは、紙媒体でやっていくしかないと思いますのでみなさん覚えておいて下さいね。


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