東北大学 大学院 情報科学研究科 人間社会情報科学専攻 社会政治情報学講座  社会構造変動論
 
Theory of Social Structure and Change

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 キーワード: コミュニケーション communication

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 「話ができるのはアタリマエ」−−そう思っていませんか? しかし、実は、それはとても不思議な、そして貴重な、ことなのです。

 

 考え方のひとつの例・・・

 人々は物事を見るときに「ものの見かた(色眼鏡)」=〈パースペクティブ〉を使うと考えます。

 例えば……このような物体があるとします。

 これだけでは、「何か」分かりません。まあ、「何か、緑色をした、円柱状の物体」とでもいうか、なんというか、まあ、「物体」ですね。

 しかし、そこに人が登場すると、人は、

 〈パースペクティブ〉を通して物事に意味を与えます。しかし、もともとは「正体の知れない物体」に意味を与えているわけですから、次のようなことが起こります。

 このように、〈パースペクティブ〉が人によって違いますから、物事の意味は人によって違ってきます。……同じ物体なのにね!!

 

 ここでの「物体」を、「誰かが言ったこと・書いたこと」に代えると、どんなことになるでしょうか?

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