全日本自治団体労働組合
2006年10月26日

第31回地方自治研究全国集会

第31回地方自治研究全国集会を開催

第31回地方自治研究全国集会を
沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催

 

尹 聖植(ユン ソンシク)さんの「一国二制度、韓国済州島の試み
・・・アジアの交流と地域の活性化」と題した特別講演

 

「グローバル&リージョナル アジアの市民社会と自治体の役割」を
テーマにパネルディスカッション

 10月26日から28日にかけて第31回地方自治研究全国集会が、沖縄県で開催された。初日の全体集会は沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催され、全国から3000人の組合員、地元市民などが参加した。

 26日の全体集会は、主催者あいさつ、来賓あいさつの後、北海道大学の山口二郎教授が「小さな政府論と福祉国家のゆくえ〜対抗軸としての社会民主主義の創造〜」と題した基調講演を行なった。次に、「一国二制度、韓国済州島の試み・・アジアの交流と地域の活性化」と題した特別講演を、前・大統領直属政府 革新地方分権委員会委員長の尹 聖植(ユン ソンシク)さんから受けた。
 また、光州・全南発展研究院院長の呉 在一(オ ジョイル)さん、東洋学園大学人文学部教授の朱 建栄(シュ ケンエイ)さん、琉球大学教育学部政治学助教授の島袋 純さん、ジャーナリストの高野 孟さんをパネリストに招いて、「グローバル&リージョナル アジアの市民社会と自治体の役割」をテーマにパネルディスカッションが行われ、会場の参加者が熱心に聴き入った。

 27、28日は那覇市内の各会場において分科会を実施した。@自治・自立、A保健・医療・福祉と協働ネットワーク、B地域再生・まちづくり、C人権・文化のまちづくり、D環境自治体の5つの統合分科会と、その下の15のテーマ別分科会に分かれ、それぞれ活発な意見交換や議論が行なわれた。