シー・シェパード:捕鯨のモニュメント壊した容疑で男逮捕
毎日新聞 2012年10月09日 01時02分(最終更新 10月09日 02時32分)
和歌山県警新宮署は8日、反捕鯨団体「シー・シェパード」のメンバーでドイツ国籍の自称庭師、ニルス・グレスキーズ容疑者(25)を捕鯨のモニュメントを壊したとして器物損壊容疑で逮捕した。同署によると、「壊すつもりはなかった」などと容疑の一部を否認している。
逮捕容疑は同日午後4時半〜45分ごろまでの間、同県太地町太地の町営くじら浜公園に設置された銛(もり)打ちをかたどった青銅製のモニュメントにぶらさがり、長さ約4メートルの銛を中央付近から折り曲げたとされる。
同署によると、グレスキーズ容疑者は今月5日に入国。同町に来たのは初めてという。モニュメントは98年に設置された。【藤原弘】