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政治
【産経・FNN世論調査】党首対決は安倍氏に軍配 民主支持者、無党派層も首相離れ
2012.10.8 21:32
産経新聞社とFNNの合同世論調査によると、9月に党首選を勝ち抜いた民主、自民両党のトップ対決では、自民党の安倍晋三総裁に軍配が上がった。「どちらが首相にふさわしいか」との質問で31・8%の野田佳彦首相に対し、安倍氏は45・6%を獲得。個別の質問でも安倍氏はすべて首相を上回った。
「指導力がある」との問いでは、安倍氏の44・9%に対し、首相は29・1%。「政策に期待できる」でも安倍氏は46・3%と首相(23・1%)を上回った。
党首会談すら設定されていない中、「政治が前に進まない責任」がどちらにあるかを尋ねたところ、首相と答えた人は60・1%で、安倍氏の15・6%を大きく上回った。
首相には民主党支持層内でも不満が募っているようだ。同党支持者のうち、安倍氏よりも野田首相が「首相にふさわしい」と答えた人は70・4%。だが、「政治が前に進まない責任」は、43・7%が首相にあると答え、安倍氏の29・6%を上回った。
首相が8月に自民党の谷垣禎一前総裁と合意した「近いうち」の衆院解散について、安倍氏とも約束を守るべきだと「思う」との回答は73・2%に上り、「思わない」の17・6%を大幅に超えた。
無党派層でも首相離れは進んでいる。全体で38・9%の無党派層が「ふさわしい首相」と考えるのは安倍氏40・1%で、首相は31・1%にとどまった。
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