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政治
【産経・FNN世論調査】「維新熱」一気に冷却 衆院選比例投票先で10ポイント減
2012.10.8 21:25
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人気凋落(ちょうらく)の大きな要因は、無党派層の支持をつなぎ止められていないことだ。衆院選比例代表の投票先を細かくみると、前回は「支持政党なし」と答えた無党派層のうち31・0%が維新と回答したが、今回は15・2%と大幅に減少。低迷を続ける民主党(10・0%)には勝っているが、総裁選効果で復調した自民党(19・8%)に水をあけられた。
維新の会は前回調査以降、民主党や自民党、みんなの党など既存政党の国会議員を引き抜くことで政党化を実現。外交政策では、橋下氏が島根県・竹島の領土問題に関して「韓国との共同管理」を打ち出した。
維新離れの背景には、こうしたことへの批判がありそうで、維新へ合流した離党議員の行動について「批判的にみている」との回答が61・0%を占め、「好意的にみている」(23・0%)を大幅に上回った。維新支持層でも、「批判的にみている」が45・8%と半数弱に達した。(小田博士)
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