客殺到しラクダ“過労死” 中国・敦煌、大型連休で中国甘粛省敦煌郊外の鳴沙山で、ラクダに乗り砂漠を見て回る大勢の観光客=3日(共同) 【北京共同】中国甘粛省敦煌郊外の広大な砂漠、鳴沙山に9月30日~10月7日の国慶節(建国記念日)の大型連休中、観光客が殺到し、休む間もなく人を乗せた観光用のラクダが疲労のため相次いで死に、衝撃が広がっている。中国の休暇の在り方を疑問視する見方も出ている。 鳴沙山ではラクダに乗って砂漠を見て回るツアーが観光名物で、約千頭が待機。今年の連休は毎日約8千人近くの観光客がツアーに参加し、午前5時半から夜中まで10時間以上歩き続けたラクダもいた。 ツアー責任者はえさを増やすなどしたが、客を制限して休ませたりはせず、連休中に2日連続でラクダが死んだという。 【共同通信】
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